134訓 仕事 ページ8
?『ガハハハ、こりゃ前にも増して江戸は面白くなりそうじゃの』
新八「笑い事じゃないですよ辰馬さん」
携帯を耳に当てながら先程あった事を元攘夷志士であり、桂さんと共に戦っていた辰馬さんに話す。
「諦めた方がいい。とっつぁんの言葉は絶対。一緒に真選組を取り戻すために桂を暗殺しましょ、新八くん」
新八「あの・・とんでもないもん背中に当たってます・・」
背中に当たる銃口について文句を言えば
新海「諦めろ、妹ちゃんの願いを叶えるために犯罪者になるんだよ」
と先程まで僕側だった新海さんは僕の頭部に銃口を突きつけた。
たま『データーに新八様は万事屋を辞め殺し屋に転職したと書き加えておきます』
新八「物騒なこと言ってんじゃねぇ!!」
「諦めてよ新八くん。だってあなたはお金を受け取った上に、待ち合わせ場所まで来てくれたでしょ?」
新八「違いますからね!別に金がないから受け取ったわけじゃないからね!!止めるために来たんですからね!!」
「・・はぁ」
Aさんはゆっくりと銃をしまいため息をつく。
それに習い新海さんも銃をしまってくれた。
新八「Aさん、本当に桂さんを殺すつもりですか?」
一緒に世界を救った仲間じゃないですかと話すが
「そよ姫様は殺してほしくはないみたいだけど、奴はこのまま江戸を壊しかねない。色々準備もしたわけよ、私も」
新八「そうみたいですね・・。潜入なんてしちゃったり、格好も殺し屋のソレですよ・・」
と黒いスーツに身を包んでいるAさんに言う。
「ま、とっつぁんも闇商からヤバい武器準備したみたいだし、新八くんが裏切らないか確認しつつ、その武器の威力を確かめようって思ってね」
新八「えーとつまり・・Aさんは警察ではないんですよね?」
「うん、まーね。でもね、新八くんが裏切ったりしたらどうなるだろうね」
新八「どうなるって・・Aさんはいったい何をやってるんですか・・?殺し屋ってAさんの事なんですか?」
疑問をぶつければAさんは髪を再び縛り始めた。
「私はマフィア。そろそろみんなも来る頃だね、準備しないと」
新八「マフィアァア!!?じゅ、準備って・・?」
「舐めてると殺されるよ?私みたいに表舞台にヒョイヒョイ出ないんだから、あの人」
新八「え?」
あの人とは誰なのだろうか・・。
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なのは(プロフ) - 更新しないですか?楽しみです!(>_<) (5月1日 2時) (レス) id: d007c1ae64 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 初めまして、私は、シオンといいます。とても素晴らしい作品だと思います。 (2021年2月6日 10時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
天羽苺(プロフ) - 更新待ってます! (2020年4月29日 18時) (レス) id: d8cddd6978 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - リノさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえると嬉しいです!頑張ります(^o^) (2019年7月25日 21時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - 何度この作品を読んでも面白くて飽きません!長作で大変だと思いますがこれからも頑張って下さい! (2019年7月18日 22時) (レス) id: fc408fc325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2019年3月21日 18時