検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:28,325 hit

134訓 仕事 ページ8

?『ガハハハ、こりゃ前にも増して江戸は面白くなりそうじゃの』


新八「笑い事じゃないですよ辰馬さん」


携帯を耳に当てながら先程あった事を元攘夷志士であり、桂さんと共に戦っていた辰馬さんに話す。


「諦めた方がいい。とっつぁんの言葉は絶対。一緒に真選組を取り戻すために桂を暗殺しましょ、新八くん」


新八「あの・・とんでもないもん背中に当たってます・・」


背中に当たる銃口について文句を言えば


新海「諦めろ、妹ちゃんの願いを叶えるために犯罪者になるんだよ」


と先程まで僕側だった新海さんは僕の頭部に銃口を突きつけた。


たま『データーに新八様は万事屋を辞め殺し屋に転職したと書き加えておきます』


新八「物騒なこと言ってんじゃねぇ!!」


「諦めてよ新八くん。だってあなたはお金を受け取った上に、待ち合わせ場所まで来てくれたでしょ?」


新八「違いますからね!別に金がないから受け取ったわけじゃないからね!!止めるために来たんですからね!!」


「・・はぁ」


Aさんはゆっくりと銃をしまいため息をつく。
それに習い新海さんも銃をしまってくれた。


新八「Aさん、本当に桂さんを殺すつもりですか?」


一緒に世界を救った仲間じゃないですかと話すが


「そよ姫様は殺してほしくはないみたいだけど、奴はこのまま江戸を壊しかねない。色々準備もしたわけよ、私も」


新八「そうみたいですね・・。潜入なんてしちゃったり、格好も殺し屋のソレですよ・・」


と黒いスーツに身を包んでいるAさんに言う。


「ま、とっつぁんも闇商からヤバい武器準備したみたいだし、新八くんが裏切らないか確認しつつ、その武器の威力を確かめようって思ってね」


新八「えーとつまり・・Aさんは警察ではないんですよね?」


「うん、まーね。でもね、新八くんが裏切ったりしたらどうなるだろうね」


新八「どうなるって・・Aさんはいったい何をやってるんですか・・?殺し屋ってAさんの事なんですか?」


疑問をぶつければAさんは髪を再び縛り始めた。


「私はマフィア。そろそろみんなも来る頃だね、準備しないと」


新八「マフィアァア!!?じゅ、準備って・・?」


「舐めてると殺されるよ?私みたいに表舞台にヒョイヒョイ出ないんだから、あの人」


新八「え?」


あの人とは誰なのだろうか・・。

135訓 闇商人→←133訓 元凶



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
456人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なのは(プロフ) - 更新しないですか?楽しみです!(>_<) (5月1日 2時) (レス) id: d007c1ae64 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 初めまして、私は、シオンといいます。とても素晴らしい作品だと思います。 (2021年2月6日 10時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
天羽苺(プロフ) - 更新待ってます! (2020年4月29日 18時) (レス) id: d8cddd6978 (このIDを非表示/違反報告)
沖田いずみ(プロフ) - リノさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえると嬉しいです!頑張ります(^o^) (2019年7月25日 21時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - 何度この作品を読んでも面白くて飽きません!長作で大変だと思いますがこれからも頑張って下さい! (2019年7月18日 22時) (レス) id: fc408fc325 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:沖田いずみ | 作成日時:2019年3月21日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。