・ ページ26
ジェシーside
ガラガラガラっ
「おっ、北斗いるじゃん。ご飯くるから戻りな〜。じゃ、ジェシー今どう？」
可愛い柴犬のようなお兄ちゃんは先生がきてすぐ満足そうに帰って行った。
「さっきよかマシになったよ？
ぶどう糖食べたから。
ちょっとだるいのは残ってるけど。
…最近箸進まなくてご飯全部完食出来ない日増えてたから、、、それが原因なのかな？」
「そっか。食欲無かったのもなんかあるかもね。
もう1回測らせて。
……うーん、まだ低いな。
もう一個食べれる？」
「うん。」
こうしてずっとベッドでダラダラして1日が終わった。
樹side
昨日調子が悪そうだったジェシーは今日もどうやら調子が悪いらしい。
体がだるいらしくいつもはたりなーいなんて言ってる朝飯も完食出来てなかったし。
いつも体調悪そうに見せない人こそ体調悪そうにしてたらすごく心配になるもんじゃない？
気にかけながらもそれを感じさせすぎないように各々ゲームしたり勉強したりしてると突然咳き込む音。
見るとジェシーが手を口に当ててボーッとしていた。
「ジェシーっ！」
動揺してるのかうるうるした目でこちらを見てきたジェシーにみんなが駆け寄る。
ベッドにビシャっと吐瀉物がしみをつけてしまっていてジェシー本人は未だに口を抑えて青ざめた顔をしててあまり見ないジェシーの姿に冷や汗が出るのを感じる。
「はいジェシー！まだ吐きそうならこっちに吐いて。」
「ナースコールでさっくんたち呼ぶね〜」
みんな分担で色々してるとグラッと傾く体。
「おっと…大丈夫大丈夫。
疲れちゃったね。
寝ててもいいから吐いたのつまらないよう横にするよ。」
じんわりと熱い体を吐瀉物を詰まらせてしまわないように気をつけながら寝かせる。
すると
ガラガラガラっ
「ジェシー！
みんなありがとっ、戻ってていいよ。
後でどんなかは報告するから。」
そう言われすんごく心配になりながらも自分のベッドに戻った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 272人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひー(プロフ) - 檸檬餅 .*゜さん» 返信ありがとうございます。そうです！浦島的解釈が近いかなと（分かりにくくてすみません）いくらでも待ちます(*^▽^*) (2022年3月24日 0時) (
レス) id: ce8d850f3a (このIDを非表示/違反報告)
檸檬餅 .*゜(プロフ) - ひーさん» リクエストありがとうございます☺️犬が子供たちに虐められてるって解釈で大丈夫でしょうか…リクエストから作るのは初めてなので上手く書けるかは分かりませんがやってみます💪(書きだめ無いので時間取るかもです…) (2022年3月23日 6時) (レス) id: 83c490bf60 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - リクエスト失礼します！大我くんが定期検診が鬱で散歩とかしてたら、犬が他の入院してる子供たちにいじてられてて、守ろうと庇って怪我…とかできますか(>_<) (2022年3月23日 0時) (レス) @page40 id: ce8d850f3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：檸檬餅 .*゜ | 作成日時：2021年12月2日 21時
