・ ページ18
きょも、樹、北斗、ジェス、�眞蓮�
もう顔を見るだけで雫の溢れる量が増してきた。
「えっ、ちょ。それじゃ俺らが泣かせたことになるから泣かないでよ笑」
樹の一声で口角が上がるのを感じた。
「で、どうしたの？
ゆっくりでいいから話してみな。」
「……あのさ、前階段できょもに助けてもらった日あるじゃん。」
「あぁ、あったね。」
きょもが返してくれる。
「あのすぐあとにした検査結果が悪くてさ…外出禁止になっちゃったの。
みんなとお散歩もダメなのが、、、…悲しくて頑張ってたのに悪くなったのがさ………もう辛くてっ。
逃げ出したくなっちゃった……」
「……そっか、そりゃ悲しいよね。
でもさっ、部屋の中で遊ぶのはいいんじゃん。
暇だったら俺らが慎太郎くんのおもちゃになってあげるよ、いつでもね笑」
「なんだよそれ笑
でもいつでも付き合ってあげられるから。
慎太郎が元気になってくれないと散歩もなんもつまんないの笑」
樹や北斗が優しく微笑みながら話してくれる。
「俺らみんな慎太郎のお兄ちゃんみたいなもんでしょ？
慎太郎のこと大好きだからね、ゆっくりでいいから治してこ、ね？」
�眞呂�話してくれてすぐギュッとジェシーが抱きついてきた。
ジェシーの心臓の音と温もりがじんわりと体や心を温めてくれる。
他4人はポンポンっと頭を撫でてからカーテンから出ていった。
「ジェシー、頑張る。
…沢山部屋で遊んでね？笑」
「AHAHAHA！！
あったりまえじゃん。嫌でも遊んであげる。」
今日は悲しい報告の日、でもそれ以上のみんなからの愛を感じられた日になった。
end
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 272人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひー(プロフ) - 檸檬餅 .*゜さん» 返信ありがとうございます。そうです！浦島的解釈が近いかなと（分かりにくくてすみません）いくらでも待ちます(*^▽^*) (2022年3月24日 0時) (
レス) id: ce8d850f3a (このIDを非表示/違反報告)
檸檬餅 .*゜(プロフ) - ひーさん» リクエストありがとうございます☺️犬が子供たちに虐められてるって解釈で大丈夫でしょうか…リクエストから作るのは初めてなので上手く書けるかは分かりませんがやってみます💪(書きだめ無いので時間取るかもです…) (2022年3月23日 6時) (レス) id: 83c490bf60 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - リクエスト失礼します！大我くんが定期検診が鬱で散歩とかしてたら、犬が他の入院してる子供たちにいじてられてて、守ろうと庇って怪我…とかできますか(>_<) (2022年3月23日 0時) (レス) @page40 id: ce8d850f3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：檸檬餅 .*゜ | 作成日時：2021年12月2日 21時
