魔法帝 ページ7
目が覚めた時入ってきた景色は…
ル「白い天井…」
何処だここ(゜Д゜≡゜Д゜)?
・・・拉致られた?←
?「あ、起きたみたいだね〜」
誰だこの人?
?「あ、名前言ってなかったからわからないか…私はユリウス・ノヴァクロノ。現魔法帝だよ。よろしく」
ル「えー…と私はs…ルチノです!(あぶっ)」
魔法帝は訝しげな顔をする
そして決意したみたいにあ、訂正
なんか思い付いたみたい…
(だって目をキラキラさせてるんだもん)
ユ「ルチノ。私の娘にならないか?」
は?(・・;)
ル「魔法帝、頭大丈夫ですか?」(・_・)
ユ「真顔でその質問するの度胸あるね…;」
えー…つまり
ル「養子…ですか?」
ユ「頭の回転が速いね…」
でもこれはいいチャンスかもしれない
親から離れて暮らすにはちょうどいい
なんせ相手は現魔法帝
父は下級貴族下級魔法騎士
口だしなどできない
ユ「…大丈夫?」
ル「……は!ありがたくさせてもらいます。それから、さっそくですが三つほど娘からお願いがあります」
ユ「…!なんだい?私ができる範囲の事ならなんでもするよ!」(о´∀`о)
顔が…wwww
ル「えー…と一つ私の事はあまり根掘り葉掘り聞かない事!もちろんいままでの事もです!」
でもこれはもう遅いと思う
多分私の事はあらかた調べたと思うな…
ユ「…わかった。詮索はしない…二つ目は?」
ル「私の団を作ってほしいんです」
ユ「…………!」
ル「これはかなり難しいと思います。でも私なりの修行です!もし、トラブル等を起こした時は責任を持って辞任します!」
ユ「なぜだい?」
それは…
ル「それが母の最後のお願いを叶えるためです」
ユ「…お願いって?」
ル「この広い世界の芝生を踏みしめることです…」
私はそこで涙腺が崩壊した
母の事を思いだしたからだ
ふっと厚い胸板が頭につく
あ、暖かい人だな。
私はその暖かい体に身を委ね思いきり
泣いた
私の涙が止まるまで魔法帝は私の背中を撫でてくれた
私は涙が引っ込み始めた時、三つ目のお願いを言った
ル「最後に一つ、お父さんと呼んでもいいですか?」
魔法帝は言った
ユ「あぁルチノが望んでいるのならお父さんはかまわないよ…」
私はそこでやっと笑顔になった
私は年の割には笑わない
笑ってもぎこちないし、人前ではまずしない
初めて母さん以外の前で笑った
その二人は外から見て親子としか思えない程の
笑顔で笑っていたと言う
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幻梦(プロフ) - 間違いなどの指摘ありがとうございます!今はまだスランプ状態でいつ更新できるのか分かりませんが頑張ります! (2018年7月27日 18時) (レス) id: 9c4a370aef (このIDを非表示/違反報告)
ヤヨイ - グリモワールは漢字では魔導書 (2018年7月17日 16時) (レス) id: cf09fc194b (このIDを非表示/違反報告)
沙耶香 - あの、グリモアールじゃなくて、グリモワールじゃないですか?でも面白いのでがんばってください! (2018年6月25日 22時) (レス) id: 4038676c9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白虎 安土 | 作成日時:2018年4月13日 19時