hot chocolate 9 ページ9
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廉「眠たなってきた？」
『うん、。』
廉「じゃあ、横になろか。」
ベットに横にならせてくれると、ぽんぽんと一定のリズムで背中を擦る。
だんだん重くなる瞼に対抗して、必死に開けようとしていると廉に手を被せられる。
廉「起きやんでええから。おやすみ。」
『れん、っ。』
廉「ん、どうしたん？」
『離れるの…いや。』
普段ならこんなこと言わないけど、今日は甘えていいって言われたから大丈夫だろうなって思ってた。
廉「ごめん。風邪、移りたくない。」
『……そっか。ごめんね、おやすみ。』
廉｢おん、おやすみ。｣
まさか断られると思ってなくて、目を合わせずに廉と反対側を向いて目を閉じる。
ドアの閉まる音を聞いて薄らと目を開けると、いつもなら隣で廉が寝ていることを思い出して恋しくなる。
結局、私の方が好きみたいで心にぽっかり穴が開いた気分だった。
『……寝よ。』
考えてもしかたない、体はだるいし目は眠たい。
意識が薄れて体がじんわりと温かくなってきたとき…
廉「A、っ！！」
『ん、、廉？どうしたの？』
廉「やっぱり、隣で寝てもええ？」
許可する前に布団に潜り込んでくる。
私を抱きしめると、安心したように一息つく。
廉「やっぱり、俺もAが隣におらんと寝れやん。」
『でも、まだお昼だから廉は寝なくて良くない？』
廉「Aがおらんと、楽しくないもん。」
いっその事移して、って私にキスしようとするから廉の口を手で塞ぐ。
ばーか、って胸に顔を埋める廉。
最後に廉が甘えに来るのはお決まりみたいになってるけど
そのわがままに私も癒されているのは間違いなかったみたいだ。
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natu - リクエストで、逆に廉くんに嫉妬するお話が読みたいです！お話面白かったです！新作も楽しみにしてます！！ (2019年1月20日 19時) (
レス) id: 137b227474 (このIDを非表示/違反報告)
ライム - 廉くんの甘々と変態がいいくらいに混ざっててすごく好きです！！永瀬担ではないのですが、面白いなと思いました！応援してます！ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 5d64508862 (このIDを非表示/違反報告)
Sana. - とっても面白いです！応援してます！紫耀くんのお話も楽しみです！！ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 5bc62d7d41 (このIDを非表示/違反報告)
ひろか(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってくださいねー！！ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 877777cb2f (このIDを非表示/違反報告)
かとそ(プロフ) - 更新楽しみにしています！！ (2018年12月29日 1時) (レス) id: 73719e669e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん。 | 作成日時：2018年12月27日 20時
