♯1 ページ2
収録終わり、車載テレビでとあるニュースが流れた
「タレントの___さんと、同じ事務所の後輩である女優___さんの熱愛が………」
「うわぁ…」
「やっぱあのお二人さんデキてたんか」
「スタジオ内でイチャついたりするから…」
「そらバレるわな」
なんて、助手席に座る男と冷たい言葉を零す
信号が赤になった時、隣の男…白膠木簓が口を開いた
「まぁでも…事務所に言われた訳やないのに恋愛禁止みたいな風潮はどっから来たんやろ」
視線は窓の外で、何を考えてるのか分からない
「そんなの知りませんよ…
って、まさか簓さん…あんた恋とかして…」
「ぶっ…ハハ!しやんよ、そんな余裕あらへん」
軽く頭をどつかれ、それと同時に信号が青に変わる
「ただ、俺らも人間やから
ホンマに好きな女ができた時、それを後ろめなアカンのはいかがなものかと思ってな」
そう言う簓さんは、どこか遠くを見つめていた
「マネちゃんはどう思う?」
「ぇ…私は……辛いかもしれないけど
それを承知の上でこの業界に入ったなら…仕方ない、のかな…」
「ほーん…」
マネちゃんは俺よりプロ意識高いなぁ
と、乾いた笑い声
「…とにかく、今は大事な時期です
ので、あまり問題事は起こさないでください」
「はいはい」
この時はまだ、自分たちの立場を悔やむ日が来るとは思ってなかった
「しゃーない、な…」
809人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゲーム好きの酢昆布(プロフ) - 好きです、、、 (2021年8月7日 13時) (レス) id: e0be639123 (このIDを非表示/違反報告)
ぜりー(プロフ) - なんかこう、いかにも簓〜!って感じがして好きです(?)応援してます!! (2019年10月22日 22時) (レス) id: 2adc1888f6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの(プロフ) - もうすっごい好きです…。更新楽しみにしてます>_<頑張ってください! (2019年10月22日 18時) (レス) id: 131502db67 (このIDを非表示/違反報告)
錐餌八戸 - かっっっっわいいわあ蘆笙さんのの書き方 (2019年10月5日 23時) (レス) id: 4c2bbdb596 (このIDを非表示/違反報告)
山田太郎(プロフ) - 高炉さん» ネタ通じたことに感動です…!今後もちょくちょくネタ挟めたらなぁって思ってます、更新頑張ります! (2019年10月4日 20時) (レス) id: 48c2522d43 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:山田太郎 | 作成日時:2019年10月3日 2時