地味柱と派手柱【鬼滅の刃】

19.悩み ページ20

柱になって数ヶ月─────────









最初の頃と比べ、任務の量にも大分慣れてきた









柱のみんなともかなり仲良くなれたし、









最近は、炭治郎、善逸、伊之助というかわいい後輩隊士までできた









毎日が充実してるはず、なのだが･････最近、宇髄さんの様子がおかしい









私が何を話しても、あぁ とか おう とかしか返してこない









私、何かしてしまったんだろうか......









「どうしたんだ、深刻そうな顔して」









そう私に声をかけるのは不死川さん









以前、再度おはぎを持っていった時に話が盛り上がり、









たまにこうして甘味処に一緒に来るようになったのだ









つまり不死川さんとは、おはぎ同盟なのだ









『いや、そんな深い悩みではないんですけどね.....なんだか最近、宇髄さんが素っ気なくって』









思えばあの時の柱合会議くらいからかな......









前は繁盛に食事にも誘ってもらってたが、最近はそれもぱったりと止み、









私から誘っても、たまにしかのってこない









「なんだ、喧嘩でもしたのか？」









『いやぁ、それが全く身に覚えがないんですよね〜』









何かあったわけでもなく、こうも気まずくなってしまったからこそ悩んでいるのだ









「今度会った時にそれとなく聞いてみればいいんじゃねぇのか？」









「おれは話を聞くことしかできねぇし、他人の色恋の助言なんて上手くしてやれねぇからよ」









『なっ！色恋なんかじゃないですって！！』

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