[3]【HQ】青城マネは白布くんの妹

第91話 ページ2

結局、2ー0で梟谷が勝った。








さすが、全国行ってるチームは試合慣れしてるな









でも青城も、梟谷にちゃんとくらいついてた









次の試合では1セットくらいとれるかな








『みなさん、お疲れ様です』









木兎「なかなかやるな〜！Aのとこの学校」









『梟谷に木兎さんアリなら、青城には及川さんアリですから！』







及川さんだって、木兎さんには負けてない！









木葉「あれ？さっきは及川くんの事散々に言ってたのに笑」








うっ.....確かに









『選手としての及川さんは、尊敬してるんです』









「「！！」」









『あんなチャラチャラした人だけど、バレーに対しては真剣だし、誰よりも努力してるから。』









『性格には難アリだけど、選手としての、先輩としての及川さんはすごくかっこいいんです』







って、喋りすぎた.......引かれた!?






みんなポカンとしてるよ！









木葉「へぇ....なんか意外だな、Aちゃんがそういう事言うなんて」








お恥ずかしい.....







これじゃあ、私が及川さんの事好きみたいじゃないか...








『本当に深い意味はないんです！！でも尊敬してるんです』









さっき言った事に、ウソの気持ちはない。







及川さんの事は、心から尊敬してる。









赤「それさ、及川さんに伝えたら喜ぶと思うよ」









『ええ！ムリです！照れくさいですよ、、』







私、そういうキャラじゃないし！！






それに、及川さんには生意気な後輩って思われてるに決まってる...








及「大丈夫だよ、ちゃんと伝わってるから」









『ん？は？！及川さん？！！』





真後ろから声がしたと思ったら、後ろに及川さんが立ってた





『聞いてたんですか？！』









及「うん、バッチリ☆Aちゃんが俺のことそんな風に思ってくれてたなんて、嬉しいよ！」









及「相思相愛だね！」









『...前言撤回です！及川さんなんて嫌い！』









及「酷い！！手のひら返しがすごい！！」

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