[4]大正時代→大海賊時代【ONEPIECE】×【鬼滅の刃】

第169話 ページ28

『デービーバックファイト?!』









ナ「何、それ......それが決闘と何か関係があるの？」









ナミもゾロもこの"ゲーム"について聞いたことがないようだ









『デービーバックファイトってのは、船のクルーを奪い合う海賊の"ゲーム"だよ』









『負けた方は......仲間を奪われる』









ナ「仲間を奪われるですって?!」









ナミの言葉に、私は重々しく頷いた









サ「賭ける獲物は"仲間"と"誇り"、勝てば戦力は強化されるが、失うものはデカい」









仲間をかけるだなんて、えげつないゲームだ









『こんなゲーム、受ける義理はないよ。だって私達にはメリットが1つもないじゃない。』









船大工なら他の島の造船所で探せばいい








万一にも仲間を失うなんて......そんなこと考えたくもない









ナ「Aの言う通りよ!!私達はそんなゲームの申し入れ、絶対に受けないわ!!」









「それは一船員が決めていい事じゃない!!決めるのは、お前達の船長だ!!」









じゃあ今、ルフィの所にあの船の船長がゲームの申し込みに行ってるわけか......









サ「ナミさん、Aちゃん、これは海賊の世界では暗黙のルールだ」









サ「逃げ出せばこの世界で大恥をかくことになるぜ」









生き恥を晒すくらいなら死んだ方がいい、と言うゾロとサンジ









ナ「何よそれ2人共!!」









『そうだよ!!そんなプライドより優先すべきものがあるでしょ!!』









何しろこのゲームは、強ければ勝てると言う訳でもない









むしろ不利なのは、あっちより何倍も船員が少ない私達の方だ









ロ「諦めなさい、男ってこういう生き物よ」









ロビンがクスッと笑いながらそう言った









『そんなこと言ったって......』









「ムダだ、あがくな!!船長同士が撃つ2発の銃声が開戦の合図!!」









そう敵の船員が言ったその時、広い草原に大きな銃声が響き渡った

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