大正時代→大海賊時代【ONEPIECE】×【鬼滅の刃】

第7話 ページ9

『で、ゾロの船はどっちにあるの？』









ゾ「こっちだ、北の港に船がある」









『え、何言ってんの。そっちは南だよ』









ゾ「なっ!!間違えた...こっちだ！」









ゾロは焦ったようにそう答える。









『そっちは西だよ』









『ふっ！あはは！ゾロ、あんた方向音痴なんだ！』









ゾ「違ぇっ!!」









『もう...北の港ね。大丈夫、私が連れて行ってあげるから！』









『船乗りが迷子だなんて、全く...』








やれやれというように手振りをすると、ゾロは顔を赤くして怒る。









ゾ「うるせぇ!!俺は剣士なんだよ！」








『そんなの見りゃ分かるよ、』









ふふっ 思ったよりも怖い人じゃなかった









『ゾロはなんで刀を3本も？』









ゾ「俺は三刀流なんだよ」









『へぇ...三刀流ね...』









初めて聞いた...三刀流なんて









ゾ「お前の船はどこにあるんだ」









『船は新しく買うの、私も海に出るんだ』









ゾ「へぇ」








ゾロは興味があるんだかないんだか、気の抜けた返事をした









『あ、着いたよ！港』









『ゾロの船はどこ？』









私がそう問いかけたその時、誰かがゾロの名前を呼ぶ








ル「おーい！ゾロー！」








ゾ「おお、ルフィ！」








ゾロを呼んだのは、麦わら帽子の少年だった。









『ゾロっ！あんた海賊だったの?!』









ゾ「あ？言ってなかったか？」









船の上には麦わら帽子の海賊旗。









ナ「ゾロ！誰なの？その子」









ゾ「来いよ、お前も」









『えっ！ちょっ！ゾロ？！』









私は抵抗する間もなくゾロに担がれ、無理矢理船に連れていかれた。

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