朝をむかえて ページ29
目覚まし時計の音で目覚め、
ベッドから立ち上がってリビングへと足を運ぶ。
「……ぅわぁっ…！」
RW「何。うるさいな…」
「あ、そっか…リョウクいたんだった…おはよう」
RW「ん、…はよ」
……びっくりしたー。
ソファーにはリョウクが横になっていて。
あのあと飲み潰れて眠ってしまったリョウクをソファーに横たえて、
私はちゃっかりと寝室で寝たんだった。
怠そうに身体を起こしてがしがしと頭を掻く彼に薄っすらと見える……お髭。
何その無防備な姿…
寝起きって意外にそんな感じなんだ…
なんて感心しながら隣に座った。
RW「…なにその格好」
「へ？」
RW「昨日からそんな格好だったっけ？」
「うん？まぁ…」
RW「やらしい」
「は？」
自分の格好を改めて見るけれど、
いつも通りの部屋着。
おかしなところなんて、一つもな………
………あ！！！
「忘れてた…」
RW「なにを？」
「長袖長ズボンに着替えろって言われてたの…」
あーヒョンにね、まったくもう、
と呆れた様子のリョウク。
RW「良かったね、僕に手出されなくて」
「やめてよ、急に男みたいなこと言って」
RW「…男だけど。」
全然怖くないその瞳にぎろっと睨まれる。
リョウクが"男"だってことなんて知ってる。
性別どうこうとかじゃなくって、
"男らしい"ということを。
「朝ごはん食べてく？」
RW「んー大丈夫。二日酔いだし食べれない」
「二日酔いの時こそ食べなきゃだよ？」
RW「……A。そういうことじゃなくてさ、」
「……？」
ん？どういうこと…？
言ってる意味が全然わからなくて。
RW「こりゃあヒョンも苦労するよ」
なんて言われる始末。
「ちょっと！どういうこと？」
RW「2回目だけど。その格好ほんとやらしいよ。だから帰るね」
「……は？！」
RW「Aのせいで男になる前に帰る…」
なんて……
本心なのか、ジョンウンを敬っての気遣いなのか、
なんだか分からないけれど。
ちょっと不貞腐れた様子で、
いや…呆れた様子かな？
とにかく、リョウクは起きて早々帰ってしまった。
またあとでね、と言って。
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mana(プロフ) - こんばんは(=^ェ^=)続きが楽しみです〜 (2014年12月25日 0時) (
レス) id: cd40030e8b (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - ともすけさん» むふふ…なんとなんとバレなかったです(っ´▽`)私の体温が高いのはきっと…ジョンウンと一緒にいるからなんですよね…///（笑） (2014年11月24日 23時) (レス) id: 49973c033e (このIDを非表示/違反報告)
ともすけ(プロフ) - きゃぁああっ!!! ウソがバレちゃう(≧艸≦) どうするの？どうするの？？ でもウソって分かっても兄さんはきっと｡｡｡ですよね(o´艸`)ﾃﾞｭﾌ 引き続き楽しみにしていまーす♪ (2014年11月23日 22時) (レス) id: cbdc0288a7 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - ともすけさん» ともすけさーん(＾ω＾)言っちゃいました、「私」がついに積極的になってしまいました…！（笑）悪女に振り回される兄さんも悪くないですよね…（笑） (2014年11月23日 19時) (レス) id: 49973c033e (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - みこたんさん» みこたんさん！長らくお待たせしてしまいました> < 兄さん、小悪魔な「私」に振り回されちゃってますね…（笑）♪ (2014年11月23日 19時) (レス) id: 49973c033e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももか | 作成日時：2014年7月7日 13時
