深夜の女子会 ページ27
ジョンウンが帰った後、
暫くここを動けないでいると…
玄関のチャイムが鳴った。
目の前の扉を開けると案の定そこにはリョウクがいて。
「いらっしゃい」
RW「うん、お邪魔します」
リョウクには悟られないよう、
できる限り平常心を保って部屋の中へと案内したものの……
RW「Aなんかあった…？」
「え？」
RW「なんか変だよ？……あ、これ、」
リビングに入ったリョウクは、
テーブルにある二人分の食器をじっと見る。
RW「もしかしてヒョン来てたの？」
「あー…うん、忘れ物届けに来てくれたついでにご飯食べて行ったの」
本当のことを話しているのに、嘘をついているみたいに何故か言葉がどもってしまう。
RW「僕のせいで帰らせちゃった？」
「そんなんじゃないよ、気にしないで」
さっき食べた、ジョンウンと私の食器を片付けて、冷蔵庫から缶ビールを2本取り出す。
二人隣り合ってソファーに座り、缶をぷしゅっと開けた。
「とりあえず乾杯？」
RW「ん 、ありがと。かんぱーい」
缶を1本飲み終わった頃、
リョウクはぽつりぽつりと今日のことを少しずつ…全て話してくれた。
「それって、そのヌナは告白されたことに気づいてないんじゃないかな？」
RW「えっ、どうして？」
「付き合ってほしいって言ってないんでしょう？」
RW「まぁ、それは言ってないけど…」
「なら、きっとそうだよ。ふられた訳じゃないよ」
RW「Aが言うなら…そうなのかも」
リョウクも徐々に元気を取り戻していって、
お酒の酔いも手伝い、話も盛り上がった。
ヌナはどんな人だとか、
ヌナのどこが好きだとか……
そんなことをリョウクの口から聞いても、
すーっと受け入れられる自分がいた。
RW「ところでさ、ヒョンとは付き合ったの？」
「…付き合ってないよ」
RW「なのに二人でご飯？」
「うん、まぁ…」
RW「で、帰り際にキスされたと？」
「………えっ？！」
驚く私の顔を覗き込んで、くっくっと笑うリョウク。
RW「図星ね(笑)」
「なんで…？」
RW「A見てれば分かるよ」
「そうなの…？」
RW「僕、前、Aのこと好きだったからね」
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mana(プロフ) - こんばんは(=^ェ^=)続きが楽しみです〜 (2014年12月25日 0時) (
レス) id: cd40030e8b (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - ともすけさん» むふふ…なんとなんとバレなかったです(っ´▽`)私の体温が高いのはきっと…ジョンウンと一緒にいるからなんですよね…///（笑） (2014年11月24日 23時) (レス) id: 49973c033e (このIDを非表示/違反報告)
ともすけ(プロフ) - きゃぁああっ!!! ウソがバレちゃう(≧艸≦) どうするの？どうするの？？ でもウソって分かっても兄さんはきっと｡｡｡ですよね(o´艸`)ﾃﾞｭﾌ 引き続き楽しみにしていまーす♪ (2014年11月23日 22時) (レス) id: cbdc0288a7 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - ともすけさん» ともすけさーん(＾ω＾)言っちゃいました、「私」がついに積極的になってしまいました…！（笑）悪女に振り回される兄さんも悪くないですよね…（笑） (2014年11月23日 19時) (レス) id: 49973c033e (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - みこたんさん» みこたんさん！長らくお待たせしてしまいました> < 兄さん、小悪魔な「私」に振り回されちゃってますね…（笑）♪ (2014年11月23日 19時) (レス) id: 49973c033e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももか | 作成日時：2014年7月7日 13時
