二人か三人か ページ13
RW「Aー」
ん？と振り向くと、
そこには、私の大好きな顔で微笑む人。
RW「Aも、もう仕事終わり？」
「うん、楽屋掃除したらもう終わり」
RW「じゃあ待ってる。ご飯行こう？」
"待ってる"って…………
突然のそんな素敵な言葉に驚いて、
きっと私はいま間抜けヅラ。
RW「ほら、この間のお礼。ご馳走する」
あ、そうだよね。
何もなしに私を誘う訳ないか。
そうは分かっても、
社交辞令じゃなくて本当に誘ってくれたことが嬉しい……
「…うん、わかった」
RW「…？どうしたの？気が乗らない？」
「んーん、そんなこと…」
うん行く！嬉しい！と、
素直に喜びを露わにできないのは、
やっぱりこれはただの"お礼"だと分かっているから、
と、そして…
さっきからジョンウンの視線を痛い程に感じるから…。
RW「僕とご飯行くの、嫌？」
この人……
私が自分のこと好きって知ってるくせに、
そんなこと聞くなんて…本当に小悪魔。
「嫌じゃないけど…」
RW「ハァ…仕方ないな、」
そう言ってリョウクは、ジョンウンのもとに行った。
RW「ヒョンも行こう？3人で、ご飯」
YS「は？」
RW「ね？Aもその方がいいでしょ？」
「え…あ、うん」
普段から好きだ好きだ、なんて言ってるけれど、
改めて二人で食事…なんて、
緊張して、心身もたない気がするし。
ジョンウンがいる方が、いいかも…
YS「二人で行ってこい」
RW「えぇー行こうよヒョン。ねえ、A？」
「うん。行こうよ、ジョンウンも」
YS「俺用事あるから。行ってこい、二人で」
RW「じゃあ仕方ないか。A、二人でもいい？」
「うん…」
ジョンウンをちらっと見ると、
リョウクに気づかれないように、
にやっと笑いながら、私に向かって親指を立てた。
…まさか、
用事あるなんて、嘘ついたの？
私とリョウクが二人でご飯に行くために…？
どうして、止めないの？
またしても、
ジョンウンは私のことが好きなんじゃないの？
という、なんとも勝手過ぎる思いが頭に過った。
一応、私もジョンウンににこっと笑い返して、
急いで楽屋の掃除を始めた。
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mana(プロフ) - こんばんは(=^ェ^=)続きが楽しみです〜 (2014年12月25日 0時) (
レス) id: cd40030e8b (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - ともすけさん» むふふ…なんとなんとバレなかったです(っ´▽`)私の体温が高いのはきっと…ジョンウンと一緒にいるからなんですよね…///（笑） (2014年11月24日 23時) (レス) id: 49973c033e (このIDを非表示/違反報告)
ともすけ(プロフ) - きゃぁああっ!!! ウソがバレちゃう(≧艸≦) どうするの？どうするの？？ でもウソって分かっても兄さんはきっと｡｡｡ですよね(o´艸`)ﾃﾞｭﾌ 引き続き楽しみにしていまーす♪ (2014年11月23日 22時) (レス) id: cbdc0288a7 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - ともすけさん» ともすけさーん(＾ω＾)言っちゃいました、「私」がついに積極的になってしまいました…！（笑）悪女に振り回される兄さんも悪くないですよね…（笑） (2014年11月23日 19時) (レス) id: 49973c033e (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - みこたんさん» みこたんさん！長らくお待たせしてしまいました> < 兄さん、小悪魔な「私」に振り回されちゃってますね…（笑）♪ (2014年11月23日 19時) (レス) id: 49973c033e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももか | 作成日時：2014年7月7日 13時
