欠点 1 -RW- ページ6
僕の彼女は、
可愛くて、いや美人かな?
そして優しいし、気遣いもできる。
僕の仕事を理解してくれて、
ワガママもぜんぜん言わない。
皆に羨ましがられる。
そんな、出来る女。完璧な女。
・・・だと思ってた、今日まで。
・
・
彼女が悪いんじゃない、僕がいけないんだ。
"Aの料理が食べたい"なんて、
言ってしまったから…
そのせいで、いまAは、この有様だ。
「ごめん、なさい」
RW「ねぇ、顔あげてよ」
肩を落として下を向き、
背中を小さく小さく丸めているA。
きっと、盛り付けでどうにかなるかもしれないと思い、
そこまでやってみたんだと思う…
けど、どうにもならなかったんだろう。←
お世辞にも美味しそうだとは言えない見た目。
「ごめんね、なんか…買ってくるよ、ご飯」
RW「それ食べようよ」
「…いい、きっと美味しくない」
そう言って盛り付けられた料理をゴミ箱に
捨てようとするA。
止めようと思ってその腕を掴んだけれど、
「放してっ…!」
―ガシャンッ
バッと腕を振り払われてしまった。
と、同時にばらまかれたおかずと割れたお皿が床に広がる。
RW「あー…勿体ないなぁもう」
その場にしゃがみこんで、
散らばったおかずとお皿の破片を拾い集める。
RW「ほら、突っ立ってないで、早く布巾持ってきてよ」
―ポタッ
床に落ちた水滴に驚いて、見上げると、
Aの目から大粒の涙が滴り落ちていた。
212人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
moooo(プロフ) - あゆいなさん» いえいえ、こちらこそ本当にコメントありがとうございました^ ^ (2014年4月28日 21時) (レス) id: d63c73434e (このIDを非表示/違反報告)
moooo(プロフ) - みみももさん» わーよかったです^ ^ ドンヘのお話は私もお気に入りなんです← (2014年4月28日 21時) (レス) id: d63c73434e (このIDを非表示/違反報告)
あゆいな(プロフ) - ひゃー。ぎゅのお話、めちゃくちゃ理想的~。ありがとうございました。 (2014年4月27日 12時) (レス) id: 1cad9165b5 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - ドンへいい(^^)ギュもいい(^^) (2014年4月27日 11時) (レス) id: d876a8fd94 (このIDを非表示/違反報告)
moooo(プロフ) - あゆいなさん» コメントありがとうございます^ ^ ヒョクちゃんはきっとSJで1番サプライズとか上手だろうなと勝手に思って書きました← 次はぎゅを書きます、楽しみにしていてくださいね。 (2014年4月25日 23時) (レス) id: d63c73434e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ももか | 作成日時:2014年4月23日 20時