予測不可能 1 -KH- ページ19
「あれっ無い…」
お、きたきた。
今日は何を無くしたんだろう。
「私のスマホが無い…っ」
鞄をごそごそ漁ったり、
テーブルの上を見渡したり慌ただしい彼女。
「ねえ、ソンミン、私のスマホが消えちゃった」
八の字に垂れ下がった眉毛から、
相当焦っているんだと分かる。
SM「スマホは消えないよ(笑)」
「だって…さっきまで電話してたのに…急になくなった」
ごめん、A。
俺はそのスマホがどこにあるのか、知ってるんだ。
でも、慌ててるAを見るのが、
実は俺の趣味だから…って言ったら引かれるのかな?
だから、もう少し、教えてあげない。
「どうしよう〜…この後友達と待ち合わせしてるのに…」
いよいよ泣きそうになってきたA。
仕方ない、今日のところはこれくらいで、
勘弁しておいてあげよう。(←)
KH「ポケット。」
俺の言葉に、
あぁ、そこがあったか!と言わんばかりに目を煌めかせて、
左のポケットを確認するA。
「…ないじゃん…」
えっ、待って。
俺、"左ポケット"って言った?
それともAは右にもポケットがあること、
今日の今日まで知らなかったの…?
Aに近づいて、
右ポケットの中に俺の手をスッと失礼する。
タイトなスカートだったから、
思った以上に太ももの柔らかな感触が手に伝わって、
危うく俺の俺が元気になりかけたことは…黙っておこう。
KH「はい」
ここ30分くらいずっとAが探していたそれを手渡すと、
「………なんで…?!」
KH「何が?」
「どこから出てきたの?!」
…今の俺の行動見てなかったの?
というか、電話をかけ終わって、
自ら右ポケットにそれを入れた瞬間を俺は見た。
けど、それを説明したところで
どうにもならないことは知ってる。
KH「急いでるんじゃないの?」
「あっ…そうだった!みんなお疲れさま!」
最後の最後まで、
バタバタ忙しく出て行った。
皆はまだスタッフらとの会話に盛り上がっていたが、
なんとなく早く帰りたい気分だった俺は、
支度を済ませて一人、早く事務所を出た。
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moooo(プロフ) - あゆいなさん» いえいえ、こちらこそ本当にコメントありがとうございました^ ^ (2014年4月28日 21時) (レス) id: d63c73434e (このIDを非表示/違反報告)
moooo(プロフ) - みみももさん» わーよかったです^ ^ ドンヘのお話は私もお気に入りなんです← (2014年4月28日 21時) (レス) id: d63c73434e (このIDを非表示/違反報告)
あゆいな(プロフ) - ひゃー。ぎゅのお話、めちゃくちゃ理想的~。ありがとうございました。 (2014年4月27日 12時) (レス) id: 1cad9165b5 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - ドンへいい(^^)ギュもいい(^^) (2014年4月27日 11時) (レス) id: d876a8fd94 (このIDを非表示/違反報告)
moooo(プロフ) - あゆいなさん» コメントありがとうございます^ ^ ヒョクちゃんはきっとSJで1番サプライズとか上手だろうなと勝手に思って書きました← 次はぎゅを書きます、楽しみにしていてくださいね。 (2014年4月25日 23時) (レス) id: d63c73434e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ももか | 作成日時:2014年4月23日 20時