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That man 3 ページ17

"ヒョクの言う通りだった"


突然きたAからのメール。



俺はまたすぐ宿舎を飛び出し、Aの家に向かった。



「ヒョクっ、」

EH「あー…よしよし」


玄関の扉を開けたAは、
涙でぐちゃぐちゃの顔だった。



いったい、何回目なんだろう、
俺のこの手でAの涙をぬぐうのは…



EH「どうした?」


またいつもの定位置に座り、聞く。


「別れた」

EH「なんで…?!」


「フラれちゃった。
 浮気相手に、本気になったんだって」



ほら。

だから言っただろ。


「ヒョクの言う通りだった…」

EH「今更そんなこと言ったって遅い、
  終わったことは仕方ないよ」

「うん…」

EH「ほら、いっぱい泣けー」

「やだ、泣き顔ぶさいくだもん…」

EH「やだってもう十分な泣き顔だよ。笑」

「うぅーひどい…」

EH「ほら、こーすれば見えないから」




そう言ってAを俺の腕に閉じこめた。

初めてこうしてAに触れた。


シャンプーの香りが鼻を霞めて、
Aへの気持ちが膨らんでゆく…


こんな時になんだけど、
俺はいま、チャンスだと思っている。



「…ぐすっ、ふっ、ヒョクー…っ」

EH「はいはい、よしよし」




「私これから、どうしよう…」

EH「なにが?」

「彼がいるのが当たり前だと思ってたから…
 ぽっかり穴があいちゃった」

EH「代わりを見つければいいんじゃない?」

「代わりなんて…
 そんなの見つからないよ…」

EH「見つかるよ、きっとすぐ」




あんなヤツよりもきっと、
俺のほうがよく似合うはずだから…

お前を泣かせるなんて、
俺だったら絶対ありえないから…

あんなヤツよりもきっと、
俺のほうがお前を幸せにできるから…




お前を愛していながら、
愛していると言えないこの、

一人の男に、

どうか、気付いてほしい。




to be continued...???

That man -あとがき-→←That man 2



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moooo(プロフ) - あゆいなさん» いえいえ、こちらこそ本当にコメントありがとうございました^ ^  (2014年4月28日 21時) (レス) id: d63c73434e (このIDを非表示/違反報告)
moooo(プロフ) - みみももさん» わーよかったです^ ^ ドンヘのお話は私もお気に入りなんです← (2014年4月28日 21時) (レス) id: d63c73434e (このIDを非表示/違反報告)
あゆいな(プロフ) - ひゃー。ぎゅのお話、めちゃくちゃ理想的~。ありがとうございました。 (2014年4月27日 12時) (レス) id: 1cad9165b5 (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - ドンへいい(^^)ギュもいい(^^) (2014年4月27日 11時) (レス) id: d876a8fd94 (このIDを非表示/違反報告)
moooo(プロフ) - あゆいなさん» コメントありがとうございます^ ^ ヒョクちゃんはきっとSJで1番サプライズとか上手だろうなと勝手に思って書きました← 次はぎゅを書きます、楽しみにしていてくださいね。 (2014年4月25日 23時) (レス) id: d63c73434e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももか | 作成日時:2014年4月23日 20時

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