〃 ページ16
炭治郎 目線
貴女『さっき、むいくんがごめんね。痛かったでしょ?』
善逸「むいくん!?誰それ!?Aさんの彼氏!?」
貴女『違うよ?“時透無一郎”、炭治郎くんに石を投げた人。私の幼馴染みなんだ』
炭治郎「え!?幼馴染み!?」
貴女『そんな意外?』
炭治郎「は、はい…」
俺は今しか彼女と喋ったことがないのだが、彼女は誰に対しても明るく接していたし、男女問わず好かれている気がする
だから、俺に石をぶつけた人と幼馴染みなことに驚いたのだ
善逸「良かった、彼氏じゃないんだぁ」
善逸が安堵の息を吐いた
するとその姿を見て、Aさんが笑う
貴女『感情豊かでいいね!むいくんもそれくらい素直になったらいいのに…』
Aさんは、微笑みながら話始める
色々愚痴を言っていたみたいだけど、話している時の彼女の匂いは何だか嬉しそうなだった……
貴女『あ、もうこんな時間…』
Aさんが窓から空を見上げながら呟いた
空に赤が帯び、もう夕方になる頃だ
貴女『私は任務があるから、そろそろ失礼させて貰うよ』
そう言うと、Aさんが部屋の出口へ向かう
貴女『きよちゃん、アオイちゃん。また話そうね!』
きよ「はい!」
アオイ「えぇ、勿論!」
貴女『炭治郎くん、善逸くん、伊之助くんも早く怪我直してね!』
炭治郎「はい、ありがとうございます!Aさん!」
貴女『堅苦しいのは嫌だな、三人共私のことは“A”って呼んで!
それと私は皆より年下だから気軽に接してね!』
炭治郎「………わかった!じゃあ、Aって呼ぶことにする!」
貴女『うむ、くるしゅうない!』
ふざけた感じで言った彼女の顔には笑顔があった
そしてそう言い残すと、彼女は部屋から去って行った
アオイ「私達もこれで失礼します。もうすぐ機能回復訓練が始まるので、今日はゆっくり休んで下さい。では……」
アオイさんときよちゃんも部屋から出て行き、俺達三人が部屋に残った
A……
明るくて、可愛らしい人だった
年下な筈なのに強く、暖かい匂いがした
ラッキーカラー
あずきいろ
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楓(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!続編は今まだ編集中でして、九月には公開しようと思っています。(結構内容がごちゃごちゃしてるんですが、それでも宜しければパスワードはスティッチの誕生日で閲覧が可能です)編集、更新頑張るのでこれからも宜しくお願いします! (8月21日 13時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
雪 - おもしろかったです!続編も楽しみにしてます!よろしければパスワード教えてくださいますか? (8月20日 3時) (レス) @page47 id: 537cecc8c5 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます!受験の関係で、更新遅いですが、宜しくお願いします! (2019年12月28日 20時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - いつも作品見ています!更新頑張ってください(^ ^) (2019年12月28日 14時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - みみずさん» ありがとうございます!大変嬉しく思います。更新頑張りますね!これからも愛読して頂けると幸いです。槭にも伝えておきます! (2019年12月8日 0時) (レス) id: 4f59bad892 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楓 x他1人 | 作成日時:2019年10月25日 0時