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小｢離れろ、鏑丸｣
鏑｢………｣ﾌﾘﾌﾘ
小｢………｣ﾑｶｯ
先程からこれが数回続いている
流石に後少ししたら、離れるかと思いきや
かれこれ数分経っている
貴『鏑丸くん、戻った方がいい。伊黒さんが心配しているよ』
鏑丸くんは、仕方がないと言うように私の腕から降り
伊黒さんの元へ向かった
貴『ふふっ』
伊黒さんは私が笑ったことが不思議なのか
私の顔を真っ直ぐ見る
小｢………Aは｣
貴『はい？』
小｢Aは蛇が怖くないのか、女子は大抵そういうものだ｣
貴『私、山に住んでいたからですかね
結構動物とかが出やすくて、蛇なんて可愛いものですよ』
伊黒さんの口元は隠れていて、わからないが
私は少し嬉しかった……安心したのではないかと思った
貴『あっ、熊とかでましたね
見つけた時は、全力疾走しました
あの時は転んだり、ぶつかったりそれはもう大変でしたよ
ですが私は山に住んでいて、友達がいなかったので動物達とはもう友達みたいなものでした』
小｢そうか｣
その言葉を言い終わった後、伊黒さんは何故か立ち上がり
何処かへ歩み出した
貴『い、伊黒さん！！？』
伊黒さんの歩みが私の言葉により、止まった
小｢稽古をする｣
貴『！！………今すぐ行きます！』
私は走って、外へと歩いて行く伊黒さんの背中を追いかけた
その時に、私の顔が少しにやけていたのは秘密にしとこう
貴『………ｯ』
小｢……ｯ…｣
竹刀同士での稽古の筈なのに、まるで竹刀じゃないように感じる
蛇のような動きに、きっと鏑丸くんが伊黒さんへ攻撃の方向を知らせている
鏑丸くんが伊黒さんと私の速さに追い付いているが、少し間に合っていない部分がある
貴『伊黒さんと鏑丸くんは凄いですね
本当に蛇みたいな動きしますから』
小｢Aもそうではないのか、Aは………まるで龍の様に見えた｣
龍……
そういえば、私は龍の呼吸について知らない
でもお館様は龍の呼吸について知っていた
きっと、前にも私の様な数少ない呼吸の使い手がいたからだ
貴『私はこの呼吸のことを何も知らないんです
歴史も前の呼吸の使い手のことも
なのに私は今、呼吸を使えている
だから、もしかしたら………』
私は………
その人の生まれ変わりなのかもしれない
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楓(プロフ) - ご飯様ｯ！！さん» 今神メッセージを貰って、嬉しさで軽く逝って来ました(((殴、更新頑張ります！ (2022年5月30日 17時) (
レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
ご飯様ｯ！！ - 神です、最高です、もう死んでも良いですぅ！！(・ω・｀) (2022年5月30日 12時) (レス) @page11 id: bdf51dfce1 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 千尋さん» 神？？いえいえ、そんなコメントを下さる貴方様が神、神神様ですｯ！(((更新遅くてすみません！更新頑張ります！！ (2021年12月6日 18時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
千尋 - え、最高ですw神です！もう最高です！←二回目))頑張ってください！ (2021年12月6日 15時) (レス) id: 25c03afb5d (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - あまねさん» 更新不定期な駄作者にそんなお優しい言葉(涙)、あなたは神ですか？神ですね！！((( (2021年9月9日 21時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 x他1人 | 作成日時：2019年9月16日 21時
