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杏「とてもよい腕だ、A少女！」
稽古が終わり、煉獄さんと一緒に縁側に座っている
貴『いえ、煉獄さんに比べたらまだまだです
私がここまでこれたのは、師範と両親のお陰ですから』
その時、頭の上に温かい感覚が乗る
貴『れ、煉獄さん！！？』
私は煉獄さんに頭を撫でられていた
私、頭を撫でられるほど子供に見えるかな？
…と心の中で苦笑いをしていると、煉獄さんが口を開く
杏「今の君があるのは確かに周りの支えがあってからだ、だが此処まで努力をしてきたのは君自身だ」
貴『努力なんて、皆さんに比べたらまだまだまだまだ…』
あの日、私がもっと努力さえしていれば
両親を…約束を破ることもなかった
貴『煉獄さん、私の話。聞いてくれますか？』
杏「俺でよければ聞こう！」
貴『私は両親と三人で山奥で暮らしていました
私は稀血中でも特に希少な稀血だったから
両親が鬼の目につかないようにする為です
私は自分の身を守る為に、父から刀の使い方を学びました
ですが、ある日私が龍の呼吸を使い手だと言うことを教えてもらい、私はその力を両親を守る為に使い、強くなると約束しました
けれど、その日の夜……
父は山奥で、母は家で私の目の前で鬼に殺されてしまいました
鬼は私に言いました“両親が死んだのは、私が稀血だから”と
確かにその通りでした。私が稀血でなければ両親が………約束を破ることさえなかったんです
私はその鬼の言葉で変わりました
龍の呼吸で鬼を倒してから、師範に拾われここまでここまできました
全ては鬼舞辻無惨を倒す為……いえ、鬼舞辻無惨を倒すことで両親との約束を破った罪が許されると思ったからです
私は…………』
私はなんて馬鹿なのだろう
私は許されることなんてない両親との“約束”という鎖が私を縛る
杏「A少女！君は無理をしすぎでいる
少し休むことも必要だと俺は思う！」
貴『無理なんてしてないですよ
皆さんだって無理をしているはずです』
杏「努力の大きさは人それぞれだ
そして自分が限界だということは自分ではわからない
だから、俺が言う。君は無理をしている！」
貴『……煉獄さんは優しいですね』
杏「むう、そうか！？」
貴「えぇ………凄く」
貴方の優しさは私には眩しすぎる…
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楓(プロフ) - ご飯様ｯ！！さん» 今神メッセージを貰って、嬉しさで軽く逝って来ました(((殴、更新頑張ります！ (2022年5月30日 17時) (
レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
ご飯様ｯ！！ - 神です、最高です、もう死んでも良いですぅ！！(・ω・｀) (2022年5月30日 12時) (レス) @page11 id: bdf51dfce1 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 千尋さん» 神？？いえいえ、そんなコメントを下さる貴方様が神、神神様ですｯ！(((更新遅くてすみません！更新頑張ります！！ (2021年12月6日 18時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
千尋 - え、最高ですw神です！もう最高です！←二回目))頑張ってください！ (2021年12月6日 15時) (レス) id: 25c03afb5d (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - あまねさん» 更新不定期な駄作者にそんなお優しい言葉(涙)、あなたは神ですか？神ですね！！((( (2021年9月9日 21時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 x他1人 | 作成日時：2019年9月16日 21時
