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父「本当に、それでいいんだな」
貴『うん、強くなって
鬼を全部父さんと母さんを守ってみせる！』
二人が微笑んで、父さんが私の頭を撫でる
その温かい手がとても心地よい
父「そうか、そうか」
母「ふふっ、待っているわ」
貴『だからさ
父さん、稽古！稽古！』
父「すまない。今日は父さん仕事があるんだ」
貴『また仕事？』
母「お父さんは、仕事してお金を稼いできてくれるのよ
帰って来るまで、お母さんと一緒にいようね」
貴『…わかった』
父「帰って来たら、稽古をつけてやるから
それにお金稼いで、旨いもんたくさん食べさせてやるから待ってろ」
貴『わかった！』
私は、元気よく返事をした
父「それじゃあ、行って来ます」
貴・母『「行ってらしゃい！」』
父さんが一度振り返って、私達に手を振ってくれた
私はその手に大きく振り返した
母「じゃあA
お母さんのお手伝いしてくれる？
終わったら、こっそりお父さんの日輪刀
見せてあげる」
貴『ほんと！？見たい！』
母「ふふっ、じゃあお手伝い宜しくね」
貴『うん！』
日輪刀を見る為に、私は母さんの手伝いを一生懸命した
掃除をしたり、服をしまったり…
その他沢山
手伝いをしていると、いつの間にか夜になってしまった
まだ、父さんは帰って来ない…
母「お疲れ様、A
約束通り、お父さんの日輪刀を見せてあげるわ」
貴『やったぁー！』
すると、母さんが戸棚から長方形の箱を出した
少し埃をかぶっていたが、愛蔵していることがわかる
ﾊﾟｶｯ
貴『うわぁ〜』
母さんが蓋を開けると、水色の刃を持つ日輪刀が出てきた
まだ刃の輝きは失われていない
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
玄関の扉が、開く音がした
母「帰って来たのかしら？少し早いわね」
そう言うと、母さんは足早に玄関へと向かった
一緒に出迎えたい気持ちもあったのだが
この刀をもう少し見ていたかった
貴『私は、どんな色が出るのかな？
父さんと同じ水色かな？』
どんな色でも立派な剣士に絶対になるんだ
期待に胸を弾ませていると
ふと、父さんと稽古の約束をしていたことを思い出した
少しの時間も勿体無くて、急いで駆けて行く
貴『父さん、おかえ……！！
えっ、あ、は？
なんで………どうして……？は？
か、かあ……さん………？』
一度も想像したことはなかった
こんな簡単に“約束”が破れるなんて…
今までの幸せが崩れるなんて…
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楓(プロフ) - ご飯様ｯ！！さん» 今神メッセージを貰って、嬉しさで軽く逝って来ました(((殴、更新頑張ります！ (2022年5月30日 17時) (
レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
ご飯様ｯ！！ - 神です、最高です、もう死んでも良いですぅ！！(・ω・｀) (2022年5月30日 12時) (レス) @page11 id: bdf51dfce1 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 千尋さん» 神？？いえいえ、そんなコメントを下さる貴方様が神、神神様ですｯ！(((更新遅くてすみません！更新頑張ります！！ (2021年12月6日 18時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
千尋 - え、最高ですw神です！もう最高です！←二回目))頑張ってください！ (2021年12月6日 15時) (レス) id: 25c03afb5d (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - あまねさん» 更新不定期な駄作者にそんなお優しい言葉(涙)、あなたは神ですか？神ですね！！((( (2021年9月9日 21時) (レス) id: ccd9ca707d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 x他1人 | 作成日時：2019年9月16日 21時
