可哀想にしてみた ページ5
エスクプス
「うわっ」
石につまづいて転けてしまい、四つん這い状態の彼。近くにいた子供に「ゴリラだ！ゴリラ！」と笑われてしまう。
「はぁ！？なんだよゴリラって！」
ジョンハン
「ヤー！A！角使うなよ！」
消しゴムを無くしたので貸してくれた彼。何も気にせずに角で消してしまったところを怒られた。そういうの気にするタイプなんだね、ごめんね。
「おれの綺麗な消しゴムが〜」
ジョシュア
「おぉ〜！可愛いね」
水族館デートで見ることになったイルカショー。
可愛いイルカをまじかで見るために最前席に座ってみた。イルカがジャンプした！と同時に彼だけがびしょ濡れに。
「あはは…すごい迫力だね」
ジュン
「……」
最近スマホとにらめっこをしている彼。何をしているのかと覗いてみると、詐欺系の迷惑メールに律儀に返事を返していた。それ、迷惑メールだよ？と教えてあげるとかなりびっくりしている様子。
「えぇ！本当に困ってる人だと思ってたのに」
ホシ
「あ、あれ？うーん…」
パソコンが固まって動かなくなってしまい、彼に見せてみたところ、彼はよーし！俺に任せろ！と自信満々に触り始めたが、パソコンは動く気配もなく、ついには画面が真っ暗になってしまい涙目に。
「ごご、ごめん…つかなくなっちゃったぁ…」
ウォヌ
「ん？A？あっ」
中々洗面所から出てこないなと思い見にいってみたら前髪を切っていた彼。不意に声をかけてしまい結構切りすぎちゃった。
「まぁ、なんとか……なるよね？」
ウジ
「んぉ？なんだお前」
公園のベンチで休んでいると、彼の膝に猫が乗ってきた。可愛いね、としばらくそのままにしておくが、何分経っても中々降りてくれない。
「ちょっと、帰れないんだけど」
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作者名：隆 | 作成日時：2023年12月18日 2時
