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A「でも殺せんせーが脅かす側だと
いつ来るか本当に分からないから ちょっと不安だけど…」
前原「確かに マッハ20だしな…」
A「…ん？」
前原「どした？」
A「何か音がする…」
Aが遠くから音を感知した
前原はよく分かっていないらしいが、進んで行くと確かに音がしていた
((ペン…ペンペン＿＿…ペン…))
A「これ… 沖縄の三線…？」
前原「どっから…？」
すると青い火の玉がボウ…と3〜4つほど浮かび上がり、昔の王族の格好で三線を弾いている殺せんせーが現れた
前原＋A「出たぁ！！」
当然これには、2人揃って驚く
そんな2人にお化け役の殺せんせーは語り始める
殺せん「ここは血塗られた悲劇の洞窟
琉球…
かつて戦いに敗れた王族達が非業の死を遂げた場所です」
語った殺せんせーは暗闇と共に消える
前原「マジか…？」
A「いや リアリティを出すための作り話でしょ」
殺せん「決して2人 離れぬよう」
前原＋A「っ！！？」
殺せん「1人になれば さまよえる魂にとり殺されます」
いつの間にか2人の背後にいた殺せんせー
前原とAは銃とナイフを構えて後ろを振り向くがいつの間にか殺せんせーはいなくなっていた
前原「結構 本格的だな…
早く抜けようぜ 月島」
A「そうね…」
殺せん「ここは血塗られた 悲劇の洞窟…」
A「次のペアへの同じ語りが聞こえてくるのが
いかにもリアルね;」
前原とともに進んで行くと先ほど自分達が聞いた同じ語りが後ろのペアにしている時点でリアリティを出していた
前原「しっかし…
この合宿は結構濃い思い出になったな！」
A「ええ…」
前原は明るく話しながらも進んで行く
Aは突然、止まった
前原「月島 どうした？」
A「前原 アンタ 前に私の髪は月みたいに綺麗だって言ったわよね」
前原「…？ あ おう！」
A「正直言うとね 私…月があまり好きじゃなかったの」
前原「？？」
突然のカミングアウトに前原は首を傾げていた
Aは自分の髪を触りながらも続ける
A「月って 太陽の光を跳ね返して光ってるでしょ？」
前原「あぁ 理科で習ったな」
A「理科の勉強で月が光る理由を勉強した時に当時の男の子達にからかわれたわ…
『助けてもらえないと光れない月と同じだ』
って…
女の子達は髪を染めているって僻みを言われたわ」
Aは少し自虐的な感情に浸っていた
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46猫(プロフ) - エルナさん» ありがとうございます！ (2021年6月27日 20時) (
レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
エルナ - コメント遅くなりました。合格おめでとうございます。これからも自分のペースで更新していってください。応援しています。 (2021年6月27日 19時) (レス) id: 4a11265a40 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 未来さん» ありがとうございます！今後もよろしくお願いします！ (2021年6月25日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - ばーむくーへんさん» 頑張ってください！ (2021年6月25日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
ばーむくーへん - 合格おめでとうございます(ﾟ▽ﾟ)/私も明日テストなので意思を受け継ぐ気持ちで行ってまいります (2021年6月25日 0時) (レス) id: e7e543ea9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：46猫 | 作成日時：2021年5月23日 18時
