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A「もういいですか…？
先生がどう足掻こうとこの教室は変わらない…」
××「あっ 待って…」
Aは××に言い残すとその場をそのまま去ってしまった
翌日から自分がサボる度に××が現れるようになりうんざりしていた
そして2月の中旬
三年生は受験の集大成に入っていると同時に本校舎ではE組行きになる生徒を選考していた
××「月島さん！」
A「ホントにしつこいですね」
××「受け持った生徒だもの！ 2年生が混ざろうと関係ないから」
A「何で私に構うんですか？
どうでもいいでしょ？ 私なんて…」
××「どうでもよくない！」
A「！！」
突然の大声にAは驚いていた
××の表情は怒りになっていた
××「言ったでしょ？ 受け持った生徒だって
どんな生徒でも私は向き合うって決めたから
それにね 月島さんと仲良くなりたいの…」
A「仲良く…」
××「教師と生徒が難しいなら『友達』からでも！」
A「そんなのおかしいでしょ…
……………『友達』からなら……」
教師と生徒が『友達』
あり得ない状態だが、Aは呆れながらも女性教諭の××と『友達』になった
××とAはお互いを話すようになり、Aは心を開きかけていた
××にはAと同じ年の妹がいて役者をやっていたが現在は休業中であることを話した
Aは自分がLunaであることを××に話した
お互いに話したことを二人だけの秘密にした
3年生が卒業し、入れ替わりの生徒が来る前日
××「月島さん 私ね
ちょっと下手かもしれないけど 詞を書いたの」
A「詞？ 歌詞ですか？」
××「うん この詞を曲に出来ないかなぁって」
渡された用紙には必死に書いては消してを繰り返したものがあった
お世辞にもいい詞とは言えないものだったが…
A「…頑張ってみます」
××「！！ 出来たら教えてね！」
A「はい… ××先生…」
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＿＿＿＿
『…さ… ま…さん…月島さん…』
A「(…誰？)」
殺せん「こら 月島さん！」
A「！！」
名前を呼ばれ、Aは勢いよく立ち上がった
横には顔を真っ赤にした殺せんせー、周りは自分に注目している
A「私…」
殺せん「授業中に居眠りとは感心しませんねぇ
罰として宿題を倍にします！」
A「げっ…」
((あはははは！))
教室に響く明るい笑い声にAも笑っていた
A「(××先生…
あなたは曲が完成する前にいなくなった
どこに行ったの…××先生…)」
30話 カエデの時間 by杉野友人→←課外授業 お月さまと××先生
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46猫(プロフ) - エルナさん» ありがとうございます！ (2021年6月27日 20時) (
レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
エルナ - コメント遅くなりました。合格おめでとうございます。これからも自分のペースで更新していってください。応援しています。 (2021年6月27日 19時) (レス) id: 4a11265a40 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 未来さん» ありがとうございます！今後もよろしくお願いします！ (2021年6月25日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - ばーむくーへんさん» 頑張ってください！ (2021年6月25日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
ばーむくーへん - 合格おめでとうございます(ﾟ▽ﾟ)/私も明日テストなので意思を受け継ぐ気持ちで行ってまいります (2021年6月25日 0時) (レス) id: e7e543ea9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：46猫 | 作成日時：2021年5月23日 18時
