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＿＿＿＿
A「……私にはね 一番大きな呪縛があるの
『好きなもの』の呪縛がね…」
突然告げられた内容
『好きなもの』の呪縛＿＿
竹林「どうして…？
好きなものなんだろう？ それに呪縛なんて…」
A「分かりやすく言えばスランプみたいなものよ」
スランプ＿＿＿
心身の調子が一時的に不振になっている状態を意味している
スポーツ選手にもあるような状態だ
彼女は飲み物を口にしながらも竹林の隣に座った
A「一時的どころか スランプになってから1年くらい経っているわ…」
竹林「そんなに…」
A「…きっかけが見つからないまま
でも竹林＿＿
アンタの場合は呪縛された自分を殺す事が出来るわよ」
竹林「…殺せんせーにも言われたよ」
A「E組にいる間 見てたから分かる
アンタには ちゃんと力がある
その力を信じなさい」
彼女は竹林に告げると立ち上がった
竹林と向き合うようになると真っ直ぐした目で見る
A「竹林…
もし 私が自分の大きな呪縛を殺す事が出来たら＿
最初に『おめでとう』って言ってくれないかしら？」
竹林「………！！」
真剣に告げる彼女はどこか凛々しくも儚く見えた
夜風が心地よく2人を包むように吹いた
A「長話したわね…
帰りましょう 中学生があまり遅くいると補導されるわ」
竹林「あぁ…」
A「おやすみ 竹林」
竹林「おやすみ 月島さん…」
彼女は殺せんせーと同じように闇夜に溶け込むように帰って行った
残された竹林は何か決心したような顔つきになっていた
＿＿
＿＿＿
＿＿＿＿
【翌日・全校集会】
突然の全校集会で体育館に集まっている本校舎の生徒とE組生徒
ステージには竹林が立っていた
狭間「…はァ？」
中村「また竹林がスピーチ？」
始業式と同じようにステージに立っている竹林にA以外のE組生徒達は首を傾げていた
千葉「胸騒ぎだ」
杉野「え？」
千葉「竹林から殺気を感じる
なにか…大事なものをメチャクチャに壊してしまいそうな」
千葉は竹林から何かを感じ取ったようだ
それはAも同じだった
A「…確かに千葉の言うとおりかもね」
杉野「じゃあ ヤバいんじゃ…」
A「でも… 呼吸は決意が固いものがある」
彼女の言いたいことが分からず、全員の頭に疑問符が浮かんでいた
竹林「僕の…やりたい事を聞いて下さい」
ステージに立った竹林は全校生徒に向かってスピーチを始めた
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46猫(プロフ) - エルナさん» ありがとうございます！ (2021年6月27日 20時) (
レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
エルナ - コメント遅くなりました。合格おめでとうございます。これからも自分のペースで更新していってください。応援しています。 (2021年6月27日 19時) (レス) id: 4a11265a40 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 未来さん» ありがとうございます！今後もよろしくお願いします！ (2021年6月25日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - ばーむくーへんさん» 頑張ってください！ (2021年6月25日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
ばーむくーへん - 合格おめでとうございます(ﾟ▽ﾟ)/私も明日テストなので意思を受け継ぐ気持ちで行ってまいります (2021年6月25日 0時) (レス) id: e7e543ea9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：46猫 | 作成日時：2021年5月23日 18時
