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授業が終わり、竹林はクラスメイト達の様子を見て気づいたことがあった
A組のクラスメイトは勉強が出来てE組じゃない人間には、ごく普通に接してくれていた
だが、前の自分みたいにいつも勉強に追われている
余裕なのは本当に出来る数人だけ
E組とは違いが大きかった
竹林は寺坂とメイド喫茶に行った事を思い出していた
寺坂を誘ったメイド喫茶は竹林の行きつけであり、メイド達や訪れる客は全員Lunaのファンであった
流れるBGMもLunaの曲
メイドとして奉仕しながらも共通の話題であるLunaで切り盛りし、楽しんでいた
殺せんせーの授業のおかげで余裕が出来て、メイド喫茶に行きLunaの話が出来る場所を見つけたのだ
寺坂も満更もない状態だった
実はLunaの隠れファンであった
自分の見た目とは裏腹にLunaが好きであることを隠していた
そのため、Lunaの話を自分から振ることはしなかった
竹林行きつけのメイド喫茶では、メイド達も楽しそうにLunaの話をして自分も楽しそうにしていた
写真をメイドと取っているところに後ろからメイド服を着た殺せんせーがいた
もちろん、竹林は驚いていた
殺せんせーは何やらメモをするとマッハ20で逃げ出した
やたら貪欲に生徒の情報を学ぶ殺せんせー
寺坂もそうだ 彼なりに竹林の事を知ろうとしてくれたように見えた
本校舎から校門に向かうと竹林は視線を感じていた
竹林「(なんかいる…;
月島さんまで巻き込まれてるし…;)」
竹林が感じている視線には殺せんせーを含め、E組がこっそりと隠れていた
片岡「結構 うまくやってるみたいね」
前原「むしろ 普段より愛想良くね？」
寺坂「ケ だから放っとけって言ってんだ
あんなメガネ」
A「何で…私まで…;」
茅野「竹林君だってクラスメイトだったんだもん
こうやってこっそりと様子を見れば大丈夫だよ」
A「バレるに決まってるでしょ！
こんな不自然なカモフラージュ！
頭が痛くなるわ…;」
小声で竹林の様子を見に来たE組
Aは頭を抱えながらも無理やり連行されたのだ
烏間から教わったカモフラージュ技術
Aの言う通り、不自然だ
何故ならE組と本校舎では植物が違うため、見る人からすると余計に怪しいのだ
竹林「(まったく…
なんでまだ 僕の事を知ろうとする？)」
E組では自分は暗殺の役に立っていない
本校舎でいえば勉強が出来ない事と同じ
必要とする価値がない
ましてやA組になった自分を見に来て、これ以上何を学ぶ価値があるのか？
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46猫(プロフ) - エルナさん» ありがとうございます！ (2021年6月27日 20時) (
レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
エルナ - コメント遅くなりました。合格おめでとうございます。これからも自分のペースで更新していってください。応援しています。 (2021年6月27日 19時) (レス) id: 4a11265a40 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 未来さん» ありがとうございます！今後もよろしくお願いします！ (2021年6月25日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - ばーむくーへんさん» 頑張ってください！ (2021年6月25日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
ばーむくーへん - 合格おめでとうございます(ﾟ▽ﾟ)/私も明日テストなので意思を受け継ぐ気持ちで行ってまいります (2021年6月25日 0時) (レス) id: e7e543ea9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：46猫 | 作成日時：2021年5月23日 18時
