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＿＿＿
学秀「さ… 君の出番だ
話しておいで」
浅野は紙切れをある生徒に渡すと紙切れを生徒は受け取った
浅野は紙切れを受け取った生徒の背中を見送った
荒木「では彼に 喜びの言葉を聞いてみましょう！
竹林 孝太郎君です！！」
ステージに入って来たのは竹林だった
竹林の登場にカルマとA以外は驚いていた
何故、竹林が＿＿＿？
そんな疑問があるなかで、竹林はマイク前に立ち話し始めた
竹林「＿＿＿＿僕は 4か月余りをE組で過ごしました
その環境を一言で表すなら 地獄でした」
A「…………。」
竹林「やる気の無いクラスメイト達
先生方にもサジを投げられ
怠けた自分の代償を思い知りました」
竹林の言葉に渚達は言葉を失う
殺せんせーの教えがあり、必死にクラス全員で頑張ったというのに＿＿
竹林「もう一度 本校舎に戻りたい
その一心で死ぬ気で勉強しました
生活態度も改めました
こうして戻って来られた事を心底 嬉しく思うとともに二度とE組に堕ちる事のないよう頑張ります
＿＿＿以上です」
竹林のスピーチが終わると体育館に静寂が訪れる
そんな静寂に聞こえてきた一定のリズムで響く乾いたひとつの音
((パチパチパチパチ))
学秀「おかえり 竹林君」
ステージの端でにこやかな笑顔で拍手している浅野の姿があった
浅野の拍手に続くようにE組以外の生徒、教師は拍手し竹林を称えた
竹林「(僕は返り咲いた…！)」
A「…………。」
本校舎の人間に褒め称えられる竹林は嬉しそうだった
E組にとって竹林は昨日までと別人に見えていた
そんな竹林の呼吸や声のトーンを聞いてAは全く表情を崩すことはなかった
＿＿
＿＿＿
＿＿＿＿
【E組 校舎】
E組の教室には重い空気が流れていた
竹林がA組へ編入した事で驚きと動揺の呼吸が入り交じっていた
烏間は竹林の進路選択を尊重し、信頼した上で記憶消去の措置を見送ることにした
その代わり、暗殺の事は絶対に口外しないことを条件に＿＿＿
『竹林 孝太郎』＿＿＿
暗殺の訓練は真面目にやってはくれていたが
最下位の成績
勉強もそうだ
ガリ勉というよりは要領が悪かった
そんな竹林を見抜いたのは他でもない殺せんせーだった
竹林は単純に勉強のコツを知らないだけだった
塾に5つも6つも通っていてむしろ逆効果
量をこなせば成績が上がると思ってしまう典型的なタイプだった
竹林が最小限の勉強で済むように教師である自分が最大限に勉強することだ
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46猫(プロフ) - エルナさん» ありがとうございます！ (2021年6月27日 20時) (
レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
エルナ - コメント遅くなりました。合格おめでとうございます。これからも自分のペースで更新していってください。応援しています。 (2021年6月27日 19時) (レス) id: 4a11265a40 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 未来さん» ありがとうございます！今後もよろしくお願いします！ (2021年6月25日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - ばーむくーへんさん» 頑張ってください！ (2021年6月25日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
ばーむくーへん - 合格おめでとうございます(ﾟ▽ﾟ)/私も明日テストなので意思を受け継ぐ気持ちで行ってまいります (2021年6月25日 0時) (レス) id: e7e543ea9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：46猫 | 作成日時：2021年5月23日 18時
