音楽少女の暗殺教室4

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これで殺せんせーが助かるかもしれない
でも殺せんせー自身はどうしたかったのか？

少し分からないところがあったのもまた事実だった

そしてデータの準備が出来てコピーを始めた


男「…それが あの超生物の爆発を防ぐための実験データだ」

A「これが…」

律『偽装形跡なし 当該実験のフルデータである事を確認

コピーしてお借りします』

カル「コピー完了
んじゃ さっさと帰って検証しよっか」


長居しても申し訳ないため 帰宅準備を始めた3人

するとカルマは爆弾をリーダーに渡した
実は 持ってきた爆弾は…


カル「ぶっちゃけ 中身タダのようかんなんだ」

「「Oh…no…」」

カル「爆弾で脅されて逆らえなかった事にしといて」

渚「迷惑かけて 本当にごめんなさい！」

A「私の新曲をタダで聞けたし
ちょっとした退屈しのぎになったでしょ？」


Aとカルマは持っているナイフの刃先をぐにゃぐにゃと曲げた

爆弾は実際包み紙を加工した羊羮
脅しのナイフはゴム製のおもちゃだった

開発メンバーの目に映っている彼女達は
友達の家で過ごすように無重力を泳ぎ
駄菓子屋で値切るように最高機密の交渉をし
通学路を帰るように大気圏へ突入する


水井「なんとも…たまげた中学生がいたもんだ
歌手のLunaも意外とお転婆な部分もあったんだな」

男「You guys are great heroes.(大した勇者だよ 君たちは)」

男「I hope you will come to space again someday.(またいつか宇宙へ遊びに来るといい)
This time on the regular route.(今度は正規ルートでね)」

カル「I'm already a mess.(俺はもうごめんだね)

Instead, if it gets bigger, I'll increase the budget for space development.(その代わり偉くなったら宇宙開発の予算 増やしてやるよ)」

A「If I get more famous, I'll do a live concert that can be seen on the space station.(私ももっと名が上がったら宇宙ステーションでも見れるライブをやるわ)」

男「I'm looking forward to it.(ああ 楽しみだ)」


殺せんせーを助ける研究ための研究データをコピーし渚とカルマとAは宇宙ステーションから出て行き 地球へ戻った

ルートに着くまで3人それぞれ 浮遊をしながらも過ごしていた


渚「…あっという間だったね 宇宙」

カル「うん」

A「ホントに信じられないわ」

渚「…あとは 地球へ無事に帰れるかだけど 律」

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