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最初はただの後輩として普通に接していたが、その後輩からは嫌悪感を抱いてる呼吸が聞こえていた
周りが気づかないくらいの地味な嫌がらせを毎日のように後輩から受けていた
最初は気にしなかったものの、少しずつ嫌がらせのレベルが上がっていった
ある時はヘッドフォンを壊されたり、ある時は物を隠されたりと典型的な嫌がらせから過激な嫌がらせを繰り返していた
そんな状態にいち早く気づいたのは月村うさぎだった
月村は先生に相談しようと言ったが、Aは相談しようとしなかった
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A「…あの時受けた嫌がらせはなかなか立証することが難しかったから
先生や顧問に相談しても無駄だと思ったの…」
「「……。」」
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嫌がらせを受けて何ヵ月か経ったある日、ついに事件が起こった
後輩の財布が無くなったと部活で言ってきたのだ
Aも含めて、財布を探したが見付からなかった
そして当時の部長が、念のためにと部員の鞄まで調べるようになった
部長の学年も後輩の学年ももちろん、なかった
Aの学年は月村とAしかいなかった
最初に月村の鞄を調べたが当然見付からなかった
この時から月村の様子がおかしい事にAは気づいていた
何か知っているのではないかと…
そしてAの鞄を調べると…＿＿＿
後輩の持ち物である財布が出て来た
それを見た瞬間、後輩は泣き崩れた
周りは軽蔑するような目でAを見ていた
当然、Aはそんなことはしていない
心当たりが全くない
必死に無実であることを訴えるも誰の耳にも届かなかった
月村にも訴えるも、彼女は無言だった
いつの間にかAは部活内で浮き始め、自主退部をした
そのあと、叔父である理事長に呼び出された
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渚「…そんな」
茅野「…ひどい…」
倉橋「盗ったって証拠がないでしょ！？」
A「…確かにないわ
でも おじ様にこう言われたのよ」
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學峯「財布の盗難のことは聞いているよ」
A「…………。」
學峯「君がそんなことする子じゃないことも私はよく知っている」
A「…………。」
學峯「でもね 月島さん…
『盗った証拠もなければ 盗ってない証拠もない』
分かるね？
身内だから助けてあげたいけど 私が助けてあげられるのも限度があるんだ…」
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A「おじ様がせめてもの下した処分は
『2年の2学期からE組へ行く』よ」
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かるーあ・みるく(プロフ) - 面白すぎて現在三週目です！しゅごキャラも暗殺教室も大好きなので楽しいです！それで思ったのですが、作者様もしかして妖界ナビ・ルナを読んでらっしゃったりしますか？違ったらごめんなさい！ (2022年6月25日 15時) (
レス) @page43 id: 8945b2af04 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - えれんさん» 誤字指摘、ありがとうございます (2021年7月28日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
えれん(プロフ) - 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香久山 です。夏きるたらしになってます……、 (2021年7月28日 2時) (レス) id: 1b00b778a6 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 既存の曲名出すの余り好きじゃないです (2021年7月12日 17時) (レス) id: 401d318ba1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：46猫 | 作成日時：2021年5月1日 9時
