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遊んでいる間に日が傾き、夕焼けに空は染まっていた
前原「あー 楽しかった〜」
A「結構 遊んだわ
ホントに久しぶりに…」
それぞれが楽しく過ごせたのか、前原もAも笑みが溢れる
するとAは急に立ち止まる
彼女が立ち止まった事に気付いた前原は首を傾げる
前原「月島？」
A「前原… アンタに謝らなきゃいけないとことがあるの…」
前原「え…？ 何…？」
A「…アンタがくれたキーホルダー…」
前原「キーホルダー…？ …………あっ！」
前原は話の意図が掴めた
以前、Aにあげた月のキーホルダーを兄のカナトによって壊されたのだ
(※愛の時間にて)
いくら兄に壊されたといっても壊れた事実は変わらない
密かに月のキーホルダーをAは大事にしていた
A「…お兄ちゃんが壊したとはいえ
壊れた事実は変わらないわ…
ごめんなさい…」
前原「……気にしてねーよ
寧ろ大事にしてくれて サンキュー！」
前原は太陽のようにニカッと笑った
そんな彼を見てAはもっと申し訳なくなった
A「………。」
前原「…じゃあさ 代わりに『これ』を大事にしてくんねー？」
A「…え？」
浮かない顔をしているAに前原は小さな紙袋を取り出した
紙袋を受け取ると、中身を出した
それは三日月のネックレスだった
A「…これ」
前原「雑貨屋で買ったんだよ
月島に似合うかなぁって」
2度目のプレゼント
Aは嬉しく思い、泣きそうになるもグッと堪えた
A「…相変わらず安直」
前原「えぇっ！？」
A「…でも ありがとう」
Aはすぐにネックレスを着けようと首に回すも上手くチェーンが引っかからない
すると前原は困ったように笑いながらも、彼女の後ろに回る
前原「着けてやるから ちょっとジッとしてろ」
A「…うん」
ネックレスのチェーンを手に取ると引っかけた
彼女の細い首、白い肌に前原は思わず引き込まれた
A「…前原？」
前原「っ！！ あぁ 悪い！ 出来たぞ！」
彼女から離れると彼女の首元に三日月のチャームが夕陽によって光った
前原「やっぱ 似合ってる」
A「…ありがと///」
恥ずかしそうに赤らめながらもAは礼を言った
そして2人は帰路に着いた
2人から離れた場所にゴシップ狙いのマスコミの格好をした殺せんせーがカメラで撮影をしながらメモを取っていた
殺せん「ヌルフフフ… これぞ夏休みですねぇ…」
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かるーあ・みるく(プロフ) - 面白すぎて現在三週目です！しゅごキャラも暗殺教室も大好きなので楽しいです！それで思ったのですが、作者様もしかして妖界ナビ・ルナを読んでらっしゃったりしますか？違ったらごめんなさい！ (2022年6月25日 15時) (
レス) @page43 id: 8945b2af04 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - えれんさん» 誤字指摘、ありがとうございます (2021年7月28日 6時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
えれん(プロフ) - 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香久山 です。夏きるたらしになってます……、 (2021年7月28日 2時) (レス) id: 1b00b778a6 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 既存の曲名出すの余り好きじゃないです (2021年7月12日 17時) (レス) id: 401d318ba1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：46猫 | 作成日時：2021年5月1日 9時
