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殺せんせーが教室に入ってくると奥田は一目散に殺せんせーに駆け寄る
そして宿題の薬を殺せんせーに渡す
殺せん「さすがです…
では早速いただきます」
薬を渡された殺せんせーは奥田の薬をジュースのように飲み干す
殺せん「…ヌルフフフ ありがとう 奥田さん
君の薬のおかげで…
先生は新たなステージへ進めそうです」
奥田「それってどういう…」
殺せんせーの言葉に戸惑う奥田
雄叫びをあげながらメタモルフォーゼでもしそうな光が放った
殺せん「ふぅ」
((溶けた！！))
A「(スライム…？)」
殺せんせーは銀色で溶けたスライムみたいに液状化した
殺せん「君に作ってもらったのはね
先生の細胞を活性化させて流動性を増す薬なのです」
液状化しているせいなのか、話し方までゆったりしている
すかさず片岡の机の中に殺せんせーは移動する
殺せん「液状ゆえに どんなスキ間にも
入りこむ事が可能に！！」
片岡「どこに入ってんのよ」
殺せん「しかもスピードはそのままに！！
さぁ 殺ってみなさい」
液状化した殺せんせーがマッハのスピードで教室中を移動する
教室内はパニックだ
茅野「奥田さん あの毒薬って！？」
奥田「だっ… だましたんですか 殺せんせー！？」
教室の天井の隅に移動すると"つーん"とした表情をした
そのあと、いつもの表情に戻り奥田を見る
殺せん「奥田さん 暗殺には人を騙す国語力も
必要ですよ」
どんなに優れた毒を作れても、今回のようにバカ正直に渡しては
殺せんせーは渚に毒を盛るならどうするか尋ねた
渚の場合は"先生の好きなジュースで毒を割って特製ジュースと偽って渡す"だった
人を騙すには相手の気持ちを知る必要がある
言葉に工夫をする必死がある
上手な毒の盛り方、それに必要なことが国語力
殺せん「君の理科の才能は将来皆の役に立てられます
それを多くの人にわかりやすく伝えるために…
毒を渡す国語力も鍛えて下さい」
奥田「は…はい！！」
カルマ「あっはは
やっぱり皆 暗殺以前の問題だね〜」
殺せんせーの前では…猛毒を持った生徒でも
ただの生徒になってしまう
まだまだ…
この先生の命に迫れる生徒は出そうにない
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クリーパー好き - 神小説過ぎませんか！？ (2021年12月26日 12時) (
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作者名：46猫 | 作成日時：2021年3月27日 10時
