愛と歌声を失った少女【暗殺教室】 (ページ40)

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倉庫の中で何があったのか尋ねる渚
すると倉庫から人影が現れた

渚「ああ！！

ビッチねえさんが健康的でレトロな服にされている！！」

その人影は、額に赤い鉢巻を巻かれ、胸元には『イリーナ』と書かれている体操着＋ブルマを着用しているイリーナだ

そのイリーナはフラフラとおぼつかない足取りだ
顔も火照っており、口の端から涎が出ている

A「(昭和時代の体操着？)」

イリ「まさか… わずか1分で
あんな事されるなんて…」

A「？？」

イリ「肩と腰のこりをほぐされて

オイルと小顔とリンパのマッサージされて…

早着替えさせられて…」

A「(短時間でそこまでやったのね…)」

イリ「…その上まさか……
触手とヌルヌルであんな事を…」

数歩歩いたと思ったら力が抜けたのかイリーナは膝から崩れ落ち倒れた

((どんな事だ！！？))

果たして"あんな事"とはどんな事だろうか？
生徒達はかなり気になっていた

渚「殺せんせー何したの？」

殺せん「さぁねぇ

大人には大人の手入れがありますから」

渚「悪い大人の顔だ！！」

渚は殺せんせーに何をしたのか尋ねるも、
殺せんせーは明後日の方角を向き、真顔で答える
どう見ても悪い大人の顔だ

殺せん「さ教室に戻りますよ」

「「はーい」」

直ぐに切り替えた殺せんせーは生徒達に教室に戻るように促した

後ろでイリーナは失敗した上に屈辱的なほど手入れをされたことが悔しいらしく血管を浮かべながらも別のプランの暗殺を練ることになった

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A「…ちょっと前原」

前原「なんだ月島？」

A「…いつまで手を握ってんのよ」

前原「え？？」

お分かりいただけただろうか？
倉庫に様子を見に行った時から前原は、ずっとAの手を握っていたのである

前原はAの言葉に疑問符を浮かべ、視線を下に落とす
確かに握っていた、Aの手を

前原「あ！わ悪い月島！！」

殺せん「ヌルフフフ…

これはいい小説のネタになりますねぇ」

慌てて離すも時すでに遅し
他の生徒達や殺せんせーに目撃されたのだから

殺せんせーはニヤニヤしながらも、生徒達の恋愛を元とした小説を書くつもりなのかメモをしている

前原「月島ホント悪い」

A「次やったらチョークスリーパーをお見舞いするから」

((なぜプロレス技！？))

前原はAに謝罪したが、次やればプロレス技をかけると宣伝された

クラスの中で、また謎が増えた