愛と歌声を失った少女【暗殺教室】 (ページ30)

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殺せん「今日１日本気で殺しに来るがいい

そのたびに先生は君を手入れする」

カルマ「……！」

殺せん「放課後までに
君の心と身体をピカピカに磨いてあげよう」

触手をうねらせながらも挑戦を出す殺せんせー
カルマと殺せんせーの戦いの火蓋が切って落とされた

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【1時間目・数学】

殺せん「…とこのように
どうしてもこの数字が余ってしまう！

そんな割りきれないお悩みを持つあなた！

でも大丈夫
ピッタリの方法を用意しました！！

黒板に書くので皆で一緒に解いてみましょう」

A「(何でテレフォンショッピング風に
教えるのかしら…？

おかげで少し分かりやすいけど…)」

まるで専業主婦が合間に見ているテレフォンショッピングの宣伝みたいな授業

黒板に向かって公式を書く殺せんせー
背中ががら空きの状態だ

そんながら空き状態の殺せんせーに銃を向けるカルマ
いつでも発砲が出来る

だが、次の瞬間

殺せん「ああカルマ君

銃を抜いて撃つまでが遅すぎます

ヒマだったのでネイルアートを入れときました」

殺せんせーの触手にはカルマが持っていたであろう銃
カルマの手を見ると何とも可愛らしいタコやらたこ焼きのネイルアートがあった

そんなカルマは口角をヒクつかせる

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【4時間目・家庭科】

前原「よろしくな月島！」

茅野「よろしく！」

渚「月島さん一緒の班だね」

片岡「頑張ろう」

A「…よろしく」

家庭科の班で前原、茅野、片岡、渚と一緒になったA
返事を返しながらも準備を始める

茅野「わ！月島さんエプロン可愛い！」

片岡「シックな黒がいいわね」

Aのエプロンは黒のゴシック・ロリータ系統のデザインだ
三角巾も控えめにレースが飾っているため、彼女の髪色のブロンドがよく映えていた

前原「可愛いじゃねえか」

渚「うん！」

A「…別に」

素っ気なく返事するも彼女の顔は少し赤くなっていた

そんな家庭科でカルマは不破のグループが作ったスープを目眩ましに使おうとするも殺せんせーが阻止

ピンクでフリフリのエプロンに着替えさせらた挙げ句、宙に浮いてしまったスープはスポイトで吸われた

因みに味がトゲトゲしてしまったスープに砂糖をくわえ、マイルドになったことで解決してしまった

三角巾を取りながらも屈辱を味わうカルマ

A「えっと…」

茅野「月島さんそれ砂糖じゃない塩だよ！」

Aの班は少し危なかった