愛と歌声を失った少女【暗殺教室】 (ページ10)

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？先生「政府との契約ですから先生は決して
君達に(・・・)危害は加えないが

次また今の方法で暗殺に来たら

君達以外(・・・・)には何をするかわかりませんよ

家族や友人
………いや君達以外を地球ごと消しますかねぇ」

僅か五秒間で全員悟ったのだ

"地球の裏でも逃げられない"と

どうしても逃げたいのならば、方法は一つしかない

この先生を殺すしかないと！！

寺坂「なっ…何なんだよテメェ…
迷惑なんだよォ！！

いきなり来て地球爆破とか暗殺しろとか…
迷惑な奴に迷惑な殺し方して何が悪いんだよォ！！」

恐怖で声が若干上擦り、涙ながらも寺坂は先生に訴えた

？先生「迷惑？とんでもない

君達のアイディア自体はすごく良かった」

先ほどの真っ黒から一変
明るい朱色に丸マークを浮かべている

？先生「特に渚君
君の肉迫までの自然な体運びは百点です

先生は見事に隙を突かれました」

触手を渚の頭まで伸ばすと優しく撫でる

？先生「ただし！

寺坂君達は渚君を
渚君は自分を大切にしなかった

尚且つ、自分達の計画に無関係の月島さんまで
巻き込んで怪我まで負わせてしまった

そんな生徒に暗殺する資格はありません！」

明るい朱色から濃い紫になり✕マークを浮かべた

罰が悪そうに顔を逸らす寺坂達
そして先生は全員に顔を向けるとアドバイスをする

人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう

君達全員それが出来る力を秘めた有能な暗殺者(アサシン)だ

マッハ20で怒られてうねる触手で褒められた
異常な教育だが渚は嬉しく感じた

A「んっ…」

前原「月島！！気がついたか！？」

岡野「月島さん、大丈夫！？」

片岡「他に痛いところある？」

意識を取り戻したAに安堵する前原と岡野、片岡

A「私…いた…」

前原の腕から起き上がろうとすると痛みがあるのか起き上がれない

？先生「月島さん脳震盪を起こしている可能性があります

後で先生と保健室に行きましょう」

先生の言葉にAは頷いた

？先生「…さて問題です渚君

先生は殺される気などみじんも無い

皆さんと3月までエンジョイしてから地球を爆破です

それが嫌なら君達はどうしますか？」

暗殺なんてしたことない
彼らにはすべき事が沢山ある

だが思ってしまったのだ

渚「…その前に先生を殺します」

この先生なら…殺意さえも受け止めてくれると

？先生「ならば今殺ってみなさい
殺せた者から今日は帰って良し！！」