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イリーナが去った後、生徒達はそれぞれ思っていた
口数の少ない彼女がイリーナに堂々と意見したこと
あんな声を張ったAは見たことないこと
自分達を庇ってくれたこと
自分達のために怒ってくれたこと
色んな思いがあるなか、先に口を開いたのは…
前原「〜！！！
月島ー！！！
何だよ めっちゃかっこよかったぞ！！」
前原だ
彼は目をキラキラと輝かせながらもAに言うと教室は大盛り上がり
中村「いや〜 スカッとしたわ！！」
茅野「かっこよすぎる！！」
菅谷「あのビッチ ビビって逃げたしな！！」
他にも、かっこよかっただのお祭り状態
そんななか、渚はあることに気付いた
渚「！！
月島さん 手っ…！！」
A「…手？ あ…」
Aは壁ドンしていた手を見ると赤黒くなっていた
おそらく強く叩いて内出血…いや最悪の場合、
骨折しているかもしれない
Aは涼しい顔で左手を握ったり開いたりを繰り返す
どうやら折れてはないようだ
A「何てことない…」
片岡「ダメよ！！
ちゃんと冷やさないと！！」
奥田「私 氷嚢を持ってきます！！」
神崎「私は救急箱を持ってくるわ！」
奥田と神崎は一度教室を出て行った
片岡と前原はAを席に座らせる
片岡「月島さんが怪我したら元も子もないわよ」
A「別に あの人の言うことに腹が立っただけ…」
渚「あはは…
でも月島さん ありがとう
僕らのために怒ってくれて」
A「別にアンタ達のためとかじゃないから…
勘違いしないで…」
渚「(意地っ張りだなぁ…)」
相も変わらず、素っ気ない返事だが、渚達は
自分が怪我してでも庇ってくれたことが嬉しかったのは紛れもない事実だ
そのあと、奥田が持ってきた氷嚢と神崎が持ってきた救急箱の包帯で応急処置をした
事後報告で烏間に伝えると念のために病院に行って診断してもらうように指示され、怒涛な1日が終わった
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クリーパー好き - 神小説過ぎませんか！？ (2021年12月26日 12時) (
レス) @page5 id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：46猫 | 作成日時：2021年3月27日 10時
