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イリ「……こんな事だろうと思ったわ

あの堅物が 誕生日に花贈るなんて思いつくはずないもんね」

イリーナは手持ちの銃を上に向かって撃つとパパラッチカメラマン風の服を着た殺せんせーが落ちてきた


殺せん「にゅやっ〜!?」

イリ「楽しんでくれた?

プロの殺し屋が踊らされて 舞い上がってる姿見て」

殺せん「それは違いますよ イリーナ先生

生徒達は純粋な好意から あなたを」

イリ「説得力ないわ タコパチ!!」

A「殺せんせー その格好では説得力皆無です…;」


イリーナは内心で怒りながらも冷たい目で生徒達を見下ろす

イリーナは今までの日常で忘れかけていたことを思い出した

E組とは ただの業務提携関係
平和な世界の子どもと先生ごっこをしていただけだ___


イリ「おかげで目が覚めたわ

最高のプレゼント ありがと」

花束を烏間に返すとそのまま帰ってしまった

Aはイリーナの後を追う


__
___
____


A「先生! イリーナ先生!!」

イリ「……。」

A「怒っているなら 謝ります…!」

イリ「……。」

A「私達は…2人に…良い関係でいて欲しいと思って」

イリ「……。」


Aが必死にイリーナに声をかけ、必死に説明をしてもイリーナは反応しない

無視を貫くイリーナ
Aにも顔を向けない
スタスタと歩いて行くだけ


A「先生…!」

イリ「…もう気を遣ってくれなくていいわ

私達はただの業務提携関係
平和な世界のガキと先生ごっこをしていただけ

それ以上でも以下でもない」

A「そんなっ…」

イリ「あんたも心の底で笑っていたんでしょ?
プロがあっさり ガキの作戦に引っ掛かるなんて」

A「違っ…」

イリ「…私の力で あそこにいても
多分もう 獲られる物は何も無い」

A「イリ…」


一瞬、Aはイリーナの悲しそうな呼吸を感知した
表情も悲しそうだった

イリーナはそのまま去ってしまい、
遅めの誕生日を祝って3日 学校に姿を現さなくなった

Aはイリーナから借りていたマンガ
『のだめ○ンタービレ』のイタリア語版をボンヤリと見ながらもイリーナを心配していた



そこにE組生徒達に降りかかる黒い影
これが波乱の幕開けとなっていくのだった





























____畏れるなかれ____

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46猫(プロフ) - 匿名さん» 指摘ありがとうございます。 (2021年8月10日 22時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - https://que.u.nosv.org/search?q=%E6%AD%8C%E8%A9%9E%20%20%E5%B0%8F%E8%AA%AC こちらです。 (2021年8月10日 20時) (レス) id: 307b832e19 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 初めまして。歌詞を載せることはダメだったはずですが。この小説以外にもどうやら載せているようなので。Q&Aの方に確認したところだめだと書いてありますよ。 (2021年8月10日 20時) (レス) id: 307b832e19 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - エルナさん» 是非とも楽しみにしていてください! (2021年7月10日 22時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
エルナ - オリジナル楽しみです!(*≧∀≦*) (2021年7月10日 9時) (レス) id: 4a11265a40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:46猫 | 作成日時:2021年7月4日 21時

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