ウルフ #セクゾ #S.S (ページ4)

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You side

佐藤くんとは同じクラスで隣席

何とか頑張って声かけるけど

冷たいし、いつも距離置かれる

風磨「しっかし、アイツ人気はあるよな」

健人「そうだよね、女子の間じゃ人気だって」

貴女「そうだったの？」

風磨「知らねーのかよ笑」

知らなかった

佐藤くん、イケメンだよね

確かに

健人「勝利くんはさ、いつも1人なの？」

貴女「うん、そうだよ。誰かと仲良くしてるの見たの
"中学生"の時しか…」

風磨「あのころは確かに色んなやつと話してたな」

昔の彼は今のような子ではなかった

笑顔が素敵で誰とでも仲良くなれて

勝利『ｷｭﾋ笑。Aさんって面白い子だね』

って言ってくれてたっけ

風磨「学校に着いたな。」

健人「だねぇ、A？ぼーっとしてるけど
大丈夫？」

貴女「あ、うん！大丈夫！」

佐藤くん、絶対また笑顔にしてみせるんだから！

＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿

＿

＿＿2年B組

佐藤くんは、あ、寝てる

やっぱり、誰とも話さないんだ

貴女「…あ、寝癖」

少しだけ治してあげよっかな

そっと髪の毛を触れてみた。とてもサラサラで

いつまでも触れていたい髪の毛だと思った

貴女「起きちゃうといけないし
やめとこう」

寝癖は治ってるよね？

？？「あんた、佐藤と仲良いの？」

貴女「え？」

？？「ちょ、ハムスターみたいで可愛いんだけどこの子笑」

取り巻き1「ほんと笑、ね？名前は？」

貴女「浅野A…」

神城「うち、神城真希、よろ〜」

初めて一軍の人達に声かけられたな