俺のスカートどこいった？#4 #プロセカ #俺スカ

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なんだよって思った




なんだ、やっぱりダメなんだって







勉強や学校行事をどんなに頑張ったって





スカートを履く方が大事で






貴女「スカートなんて、って母親に言ったら、初めて父に怒られた」




『いい加減にしなさい！！』






嗚呼、ボクと瑞希は産まれてくる性別を間違えたんだってその時思った。




みんな、ボクを腫れ物を触るように接してきた







こんな布1枚で





布1枚がどうにもできない自分に
なんだよって、なんだよって思って







勉強なんてどうでもよかった



それがダメなら結局全部ダメなんだって





私服の高校行きたかったのに


父親が言うようにここの高校に入って、





そしたら変わるかもって思ったけど全然ダメで


他でどんなに頑張っても








ボクが瑞希と別の性別で産まれたから？



産まれた性別を間違えたから？






貴女「ねぇ、先生、あと何を頑張ったらいい？
どうしたらいい？」





貴女「ボクは逃げてますか？今の自分に
逃げてる時のボクは生きてる価値ありますか？」






『大丈夫よ』






貴女「ボクって何なんですか？」




『お母さんはわかってるから』





貴女「もうわかんない」






『あなたはできる子だから』



『あなたのこと信じてるから』





お母さん＿





いらないなら言って



もっと





いっそ





ごめんね




そんなこと言わせてごめんね





僕なんか







『あなたのこと大好きだから』






よっぽど突き放してくれた方が






原田「ダメじゃないわよ」



貴女「……」

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