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一方その頃、明智は山上に呼び出されていた
坂本「！、ほら来たよ！来た来た来た！」
明智の所へ駆け寄る2人
明智「あれ‥‥っとー」
山上「わ、私！山上です‥‥！愛理‥‥。」
明智「っあ。一人じゃないんだ」
明智がそう聞くと坂本は「じゃ！」と言って山上の傍から離れていく
その場に残るのは山上と明智
山上「あ‥‥なんか、ごめんね急に。あの、東条から連絡先聞いて。それでね？ちょっとー、なんて言うか、あの〜。話してみたいな！って思ってて‥‥！」
やはり、好きな人の前なので冷静を保とうと意識してるが、口角が上がりぱっなしだ
明智はそんな相手を見ても変わらず冷たい目のまま
山上「坂本が“送っちゃえ！”って明智くんに連絡しちゃってね‥‥？いや、私なに話していいかわかんないからって止めたんだけど‥‥。勝手に送られちゃって‥‥。あっ。嫌ってわけじゃ全然ないんだけど‥‥。」
明智「そういうのよくやんの？」
山上「‥‥そういうの？」
明智「勝手に送るとか」
冷たい目で言うが、相手を怖がらせないように優しく問いかける。山上は否定するように首を振った
山上「ううん！！よくは全然やんないんだけど！
あー‥‥そうそう、あの明智くんと同じクラスの若林くんって子が私のスマホ拾ってくれたんだけど、“お礼にデート行け”ってまた坂本が連絡しちゃって(笑)」
明智「‥‥若林？」
山上「もうホント、勝手に遊ぶ約束されてぇ。
ホント行きたくないんだよねぇ〜(笑)どう思う？(笑)」
明智「そうなんだぁ〜って感じ」
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作者名：ユリ | 作成日時：2021年11月17日 18時
