1話 ページ3
「A、信号銃撃っちゃったけど大丈夫？」
「全吊りか〜、Aはやっぱり強いね。」
「Aは凄く強いの！ナイフ怖いなの！」
「射程は短いけどな。」
『…あのねぇ…君たち？何度も言うようだけど私はこんなんでも一応ハンターだよ？！距離が近いんだって〜！もっと警戒して！あとおいこらナワーブ！ナイフぶっ刺すぞ！』
ゲームが終わって荘園に戻り、ハンター錬へ帰ろうとすると、先程のゲームのサバイバー達が私を取り囲んで次々と話しかけてくる。
それに呆れた私は、いつものように四人に訴える。
取り敢えずナワーブの事は取り押さえておこう。
するとマーサとイライとエマは、きょとんとしながら顔を合わせて笑い出す。
「警戒も何も、もう貴方は友達みたいな存在よ？」
「そうだね、君は私達の良き相談相手だし友人だ。」
「エマはAのことが大好きなの！」
…何言ってるんだ…この子達絶対私の言う事わかってないじゃん…
私は諦めて分かりやすい溜息をつくと、エマに引かれた手に身体を預けて四人に続く。
「今日は皆で遊ぶなの！」
『えぇ〜…控えめなのでお願いね？』
そう言いサバイバー錬へと足を進めていく。
サバイバー錬の物は色々と小さい。椅子、テーブル、扉、窓…等々、その身に合っている大きさだった。
ハンター錬の物はもう全ての物が大きい。リッパーや無常さん達やハンターは高身長な人が多いのでその人達に合わせているせいだろう。私には全く持って合わないけど。
サバイバー錬の扉をエマが開けると、皆の視線が一気にこちらへと集まる。勿論その視線には恐怖や嫌悪感などは無かった。
…いや、警戒しろよって。
「A！良い所に！ちょっとこのクッキー食べてみてくれる？」
「おー！A！ラグビーしようぜー！」
「チェイス練習したいから付き合って〜。」
「Aー！見てこれ新しい衣装！」
『…はいはい、一斉に喋らない！クッキーは食べたい！ラグビーは絶対ウィリアム有利だからNO！チェイス練習はいーよ！新しい衣装可愛すぎ！！』
少しの沈黙の後、一気に私の周りに群がってくるサバイバー達に返事を返し、輪の中へと入っていく。
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夜桜夜光(プロフ) - 神作品をありがとうございます!神作者様!!!!!!!! (2022年3月21日 18時) (
レス) @page8 id: 2f3c4feebc (このIDを非表示/違反報告)
翡翠いろ(プロフ) - あかり510さん» ありがとうございますっっ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！（便乗） (2021年1月18日 19時) (レス) id: c3dcbab85a (このIDを非表示/違反報告)
あかり510 - すき！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2021年1月12日 11時) (レス) id: 3f067938ed (このIDを非表示/違反報告)
翡翠いろ(プロフ) - ことさん» わわ！凄く嬉しいです！ありがとうございます！(*´ｰ`*)更新頑張りますね！！ (2020年5月4日 22時) (レス) id: c3dcbab85a (このIDを非表示/違反報告)
こと(プロフ) - あぁあぁこの小説大好きです、更新頑張って下さい！ (2020年5月4日 16時) (レス) id: eda5c7b40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠いろ | 作成日時：2020年4月26日 2時
