17話 ページ18
目が覚めるとそこには銀の世界が広まっていた。
マップはレオの思い出だった。
『うわ…ここ寒いから苦手なんだよな〜…』
と呟きながら近くの暗号機に向かう。
そう、ここだと雪が降る中負傷をすると冷えて感覚がなくなり、痺れることもあるし、【指令】を使うと肺が凍るように冷え、酸素が十分に届かなくなり、息が続かなくなることもある。
それはさておき、メンバー的にここは私かウィリアムくんがチェイスをしていきたいところ。
そう思いながら、解読を進めていく。
暫くすると、ウィリアムくんから、ハンターが近くにいる！という信号が発信される。
それを見た私はすかさず、頑張れ！持ちこたえろ！という信号を発信する。
彼は窓枠、板の乗り越え速度は早い方だからチェイスは持ってくれるだろうと思い、また解読を進める。
暗号機をそれぞれ1台ずつ上げ、残り暗号機は2台。
私は他の暗号機へ向かおうとすると、鐘の音が響く。
ウィリアムくんが負傷してしまったらしい。ここはイソップさんに納棺をして欲しいところだが、顔をまだ見ていないらしく、納棺は無理そうだ。
その後、エミリーと合流し、2人で解読を進める。すると、ウィリアムくんが負傷しているため、私の特質である【責任感】が発動してしまい、解読速度が10%遅くなってしまう。
暗号機の解読が半分終わると、又も鐘の音が響きわたる。ウィリアムくんがダウンしてしまったのだ。
私は、解読中止、助けに行く！という信号を発信し、彼が縛られている椅子に向かう。
距離が遠かったためか、5割を超えてしまった。
『ごめん！4割救助できなかった！』
と言い、私はリッパーの霧と通常攻撃を避け、椅子の茨をぶちぶちと解いていく。
「いや！十分だ！ありがとうな！！」
彼はそう言うと、割れ窓理論、膝蓋腱反射を使い、リッパーとの距離を離していく。
私を追ってほしかったが、彼のラグビーボールはもう少なく、次が飛びなのでリッパーは逃すまいとでも言うように一直線に彼を追っていった。
危機一髪が切れると私はすかさずウィリアムくんに【指令】を送る。
すると、エミリーから暗号機寸止め完了！という信号が発信される。
私はすぐに暗号を打ち込めるよう、ゲート前に待機する。
少しすると、鐘の音が響きわたる。ウィリアムくんから解読に集中して！という信号が発信され、それに続くようにサイレンが耳を劈く。
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文字数…！お前このやろう！！
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カシューナッツ炒め(プロフ) - うぉううぉう…めっちゃ面白いですね！！続き楽しみにしてます！！ですが嫌われてる要素が少ないと思います！嫌われストーリーという設定や夢主設定等はめちゃめちゃいいのにそれがもったいないと思います！！応援してます！ (2021年8月24日 0時) (
レス) id: ea7d5bd598 (このIDを非表示/違反報告)
柏木美琴(プロフ) - 小説自体はとても面白いです。だけどイラストが足枷となってしまってかこれ以上読むことが出来ません。ごめんなさい (2021年1月11日 9時) (レス) id: 12d89760b5 (このIDを非表示/違反報告)
柏木美琴(プロフ) - イラストを載せるのはいいと思うんですが、私はイラスト載せられるとイメージがイラストに定着してしまうので見たい人だけ見れるようにして欲しいです。 (2021年1月11日 9時) (レス) id: 12d89760b5 (このIDを非表示/違反報告)
柏木美琴(プロフ) - ウィリアムくんまさかの左右w (2021年1月11日 9時) (レス) id: 12d89760b5 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠いろ(プロフ) - かりんさん» 関係設定を評価してくださるのは本当に嬉しいです！！Twitterフォロー？！もうめちゃくちゃ嬉しいですぅぅ…！！ありがとうございますっ！！ (2020年4月17日 20時) (レス) id: c3dcbab85a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠いろ | 作成日時：2020年3月31日 18時
