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その後はそのまま部屋に戻ってパソコンをつけ、某笑顔動画を開き車載動画を見る。

その間も煙草は部屋を満たし、体に悪いことこの上ない。

それでもやっぱり彼女は何も言わないのだろう。

深夜2時、いつの間にかこんなにも時間がたっていた。

歯磨きでもしようと部屋を出れば、キッチンが明るく照らされていた。

「なんや、まだ起きとったんか」
「この時間はまだセーフです」

そこには、ケーキを取り出そうとしていたAがいた。

「おじさんも食べる?」
「なら一口だけちょーだいや」

風呂のあとに髪を乾かしてないないのだろう、半乾きの黒い髪を縛っている彼女を見かけることはあまりない。

椅子に座って、皿に盛り直すつもりなんてないとフォークをそのまま突き刺す。

「あ、」

口を開いて、その刺されたキラキラと光るブラックチョコレートがかかったそれを待つ。

「……子供」

すぐに意味を理解した彼女は、俺の口に手を添えながら甘いケーキを食べさせてくれた。

「ん、うまい」
「チーズケーキもどおぞ」

ほら、とフォークを俺に渡そうとしてくるものの、それを華麗に無視して口を開いて待つ。

しばらく唸っていたが、諦めたのかため息をついてまた食べさせてくれる。

つまるところ、あーんだ。

「ありがと」
「意地悪」

ジッと睨んでる彼女は全く怖くなく、むしろ、なぜだかこう、クるものがある。

「しゃあないな」

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百瀬のえる(プロフ) - 25歳shpおじさんとjkちゃん狂おしいほど好きです先生生徒好きは実はここ発祥ですjkとshpの組合せンァ゛゛゛゛ (2020年10月8日 1時) (レス) id: 90299a5c54 (このIDを非表示/違反報告)
夜有(プロフ) - えなさん» ありがとうございます!そう褒めてくださるととても嬉しいです…!まだ続編は決めてませんが、そのときはまた見ていってくれると嬉しいです(*´ω`*) (2019年3月8日 10時) (レス) id: 93b15b9a53 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。貴方様の綴る物語が大好きで、短編の中にも夢主ちゃんの想いや情景が繊細に書かれていて読みながらとても心を動かされています。別作品もあってお忙しいとは思いますが、次回作があるのであれば心からお待ちしております…! (2019年3月8日 3時) (レス) id: 4d21cb4889 (このIDを非表示/違反報告)
夜有(プロフ) - 柚さん» ありがとうございます!カクテルは自分の中でも一番良作だと思っているのでとても嬉しいです。期待に添えるよう、頑張っていきますね! (2019年3月3日 2時) (レス) id: 93b15b9a53 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 素敵です…特にカクテルの話が好きで何回も読み返してしまいます。これからも頑張ってください!! (2019年3月3日 0時) (レス) id: db3c90213f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜有 | 作成日時:2019年2月19日 14時

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