願う必要性など＿リクエスト：黒音様 ページ34
前作、願う気すら起きないのショッピ視点です。
リクエスト遅くなってすみません…………
パチパチと弾ける炎の音。焚き火の音。寒さから守ってくれる音。
「さっむ……」
俺はキャンプが趣味の一つである。よくインドア派と思われがちだが、アウトドアは好きだしこうやって一人で何処か旅行に出かけることも珍しくない。
しかし、今日この日のキャンプは普段と違う意味を持っていた。
「……A」
懐かしい言葉を出す。忘れられない音の響き。忘れてはいけない単語。忘れたフリをしなければならないその名前。
「なんて、忘れる気なんてないんやけど」
突然だが、俺には前世の記憶、というものがある。いきなり言われたって頭おかしいのかと思うだろうが、まぁ落ち着いて聞いてほしい。なに、小説のネタの一つでもしてくれればいいのだ。
前世、俺はとある戦争国家の幹部だった。
そこそこ優秀であった俺は幹部の一人である先輩に引き連れられて幹部になった。周りの人たちは幹部のくせにどこか緩くて楽しくて面白くて、温かくもあり締めるときは締める人たちで構成されていたっけか。
そこはどこか違う世界線なのか、英語や漢字が混ざっていて……って、まぁそこを詳しく話しても仕方がないし省かせていただこう。
俺にはその前世で恋慕していた女性がいた。
それは茶髪の可愛らしい女で、今思い出しても美人やったなと頷ける。そんな可愛らしい人と両思いで付き合えるのはとても幸せなことであり、事実俺は幸せやったと今でも思う。
そしてもう一つ、俺には腐れ縁の女がいた。
黒髪のキツめの女。キツめと言っても見た目だけで、性格は結構ネガティブだったか。そんなネガティブな彼女を知るのは俺ぐらいで、他の奴らは気丈な奴と思っとったけど。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 236人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜有(プロフ) - 百瀬のえるさん» ありがとう御座います！いつかまた会えるときが来ましたら、そのときはよろしくお願いします。 (2021年1月1日 23時) (
レス) id: 93b15b9a53 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬のえる(プロフ) - 更新ありがとうございました！大好きです！！お疲れ様でした！ (2021年1月1日 23時) (レス) id: 90299a5c54 (このIDを非表示/違反報告)
黒音 - はい！それではお願いします！ (2019年10月15日 16時) (携帯から) (レス) id: 11da0246b8 (このIDを非表示/違反報告)
夜有(プロフ) - 黒音さん» あ、いえ！その可能性も考えてたのにそこも確認してなかった私もすみませんでした。リクエスト承りました！ (2019年10月15日 16時) (レス) id: 93b15b9a53 (このIDを非表示/違反報告)
黒音 - 返信ありがとうございます!個人的にはハッピーエンドがいいですが作者さんの書きやすい方で良いですよ(それと夢主が死んだ後の事なのですが前世の時の事です。分かりづらくてすみませんでした) (2019年10月15日 16時) (携帯から) (レス) id: 11da0246b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜有 | 作成日時：2019年4月7日 22時
