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「ちょ、離れなさい!」



「いやや!俺のこと飼ってくれるまで離れへん!」



離そうとする私と離れないとくっつく彼。



力いっぱい離そうとしたから誤ってバランスを崩した。



「キャ!」



「危ない!」



ソファから落ちそうになった私を掴んでくれたおかげで、何とかソファから落ちることは回避。



でも見上げると私の上に彼が乗ってて。



「大丈夫やった…?」



心配そうに私を見る目。



少し潤んだ彼の目を見ると、実家で飼ってた『シロ』を思い出した。



フワフワの髪の毛で、彼と同じ少し明るめの茶色。



私が初めて親に頼み込んで買ってもらったシロ。

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作成日時:2019年7月28日 19時

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