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「はい、終了!」



「ありがとうー、めっちゃ気持ちよかった!」


ニコニコと笑顔を向ける彼にまた尻尾が見えた気がした。



「うん、大型犬だわ、やっぱ。」



「え?なんて?」



「いや、なんでも…、ってか服が乾いたら出ていってね。」



ソファに座った彼に、温めたミルクを渡す。



「えー、なんで?俺の事飼ってくれるって言ったやん!」



マグカップを両手に持ってフーフーしてた彼が、ドンとテーブルにそれをおいて文句を言う。



いや、だって普通におかしいでしょ。



「だいたい飼うってなによ?」


「だから、おねーさんが俺のことペットとして飼ってって。」


「ペットって…。」



そりゃ、ちょーっと犬ぽいなーって思ったけど、人間だし、しかも男の子だよ?



「ほら、俺のこと好きな名前で呼んでくれたらいいから!」



そう言いながらソファに座る私の横にくっついてきてきた。

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作成日時:2019年7月28日 19時

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