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1限目が終わり、今は休憩の時間。ちなみに英語だった。次の授業の準備をしているとポンと肩を叩かれて振り返ると、髪をサイドテールにした女の子がニコッと笑った。
「(人1)さんだよな？私は拳藤一佳。私クラス委員長だから、分からないことがあったら気軽に言って」
男子より女子の私の方が相談しやすいだろうしさ、と言って笑った拳藤さん。美人である。眩しい。
「うん、ありがとう」
「ほら、鉄哲もこっち来なよ」
拳藤さんは前の席の鱗君や吹出君と話していた男子に声をかけた。男子はばっと大げさなほど驚いている。
「んな…！俺は別に」
「さっきからこっちをチラチラ見てただろ？鉄哲、(人1)さんが美人だからって照れてるんだよ」
「勝手なこと言うな拳藤…！」
「へぇ〜？じゃあ(人1)さんが入ってきたとき“可愛い…”って呟いたのは誰だったんだろうな？」
「取蔭ッ…！」
テツテツ君とやらは顔を真っ赤にして手で覆ってしまった。なんか見た目とのギャップがすごい。
「あはは意地悪しすぎたな。悪かったよ鉄哲。私は取蔭切奈、せっかくクラスメイトになったんだから切奈って呼んでよ。(人2)って呼んでいい？」
「切奈、ちゃん。うん勿論！」
「あ、じゃあ私もいい？」
「一佳ちゃん！」
「はは、(人2)は可愛いな〜」
頭をわしゃわしゃと撫でられる。2人とも圧倒的に姉御…
「ほら、鉄哲も自己紹介しなって」
「…鉄哲徹鐵だ。よろしくな(人1)」
「テツテツ…？」
「鉄哲」
「鉄哲くん、うんよろしくね」
そう言うとまたそっぽを向かれてしまった。えっ悲しい。
「あーまあ、鉄哲のことは気にしなくていいからさ」
一佳ちゃんも切奈ちゃんも苦笑いしてるし、元々人見知りをする人なのかもしれない。
「そういえば(人2)の個性って何？」
「あ！それ私も気になってた」
「私の個性は“氷結”だよ。氷を発生させることができるの」
「へえ…！すごいな！次の訓練が楽しみだ」
ここはヒーロー科、当然他の学科にはない戦闘訓練などがある。これ、私も参加しなきゃいけないの？
いくら雄英に潜入しているとはいえ、私は審神者でヒーローになるためにここに来たわけではないのだから。
結局この後は次の授業の先生であるセメントスが来たためお開きとなった。
___
・姉御拳藤一佳
審神者の一番仲が良い友達になる。
・からかい上手の取蔭切奈
なにかと気にかけてくれるようになる。
・初な鉄哲徹鐡
なんかめっちゃ可愛い子来た。ちょっと照れてしまった。
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牧島(プロフ) - 政府役人さん» コメントありがとうございます！受験終わったら沢山更新できるように頑張ります！ (2019年2月17日 11時) (
レス) id: 5ab46ea605 (このIDを非表示/違反報告)
政府役人 - 更新頑張ってください。体調に気をつけて無理せず更新してください。応援してます牧島様。 (2019年2月16日 21時) (レス) id: b826bbf687 (このIDを非表示/違反報告)
牧島(プロフ) - 元姫さん» コメントありがとうございます！嬉しくて励みになります。この連休はたくさん更新できるように頑張ります！ (2019年2月9日 16時) (レス) id: 5ab46ea605 (このIDを非表示/違反報告)
牧島(プロフ) - 黄泉さん» ありがとうございます！！とても嬉しいです！なかなか話が進んでいないんですが頑張って進めます！ (2019年2月9日 16時) (レス) id: 5ab46ea605 (このIDを非表示/違反報告)
元姫 - とてもおもしろいです！更新楽しみにしています！ (2019年2月7日 22時) (レス) id: 5cc9b8b817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牧島 | 作成日時：2019年1月26日 23時
