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彼方side
病室を出て、走って家に帰る。
真冬の家には明かりが灯っていた。
ま、そりゃそうか。
俺たちの両親は小さい頃事故で亡くなっている。だから、俺が両親の代わりにAを守るって誓ったのに…。
『守れない俺は…兄失格だな…』
ポツリと呟いて、家に入った。
荷物を持って、病院へ戻る。
Aの病室の前まできて、ドアを開けようとした瞬間、何かを啜る音がした。
(A…？)
そして聞こえてきた、小さな声。
「死にたくない…。死にたくないよ…。真冬…。お兄ちゃん…。助けて…嫌だよ…」
胸が傷んだ。
苦しい。
Aが苦しんでいる。
今度こそ…今度こそ守る。
俺はドアを開けた。
そこには驚いた顔をしたなのかがいた。
「おに…」
『絶対に守る。お前だけは…死なせやしない。もう、家族を失いたくない』
ちゃんとAの方を向いて、届くように。
Aは瞳を潤ませて、微笑んで言った。
「…うん｣
＿＿＿＿＿＿＿＿
夢主ちゃん、ほかの人sideの時、何もない｢｣←このカッコです。
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スイ(プロフ) - 露都さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年2月20日 17時) (
レス) id: 95dce0c1cc (このIDを非表示/違反報告)
露都 - あっ。まふくんから尻尾が見える←。頑張ってください！ (2019年2月19日 21時) (レス) id: bd02d20487 (このIDを非表示/違反報告)
みみりんけいこ - いいかも。あ、うちの作品、(シャネルと初恋)読んでください！(ウェブ検索しても出てきません！占いツクールのホームページで検索してみてください！)ルーキーです。 (2018年10月15日 17時) (レス) id: 0bbdc59850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイ | 作成日時：2018年10月13日 16時
