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もう、最悪。
『ねぇ、お兄ちゃん』
そ｢んー？｣
『なんで手術受けたの。私、痛いの嫌なんだけど。怖いんだけど！』
そ｢2回苦しい思いするよりかは1回で終わらせた方がいいだろ｣
『それはそうだけど！私にも準備ってのがあるの！』
そ｢今週末なんだからそれまでに準備しとけばいいだろ｣
ま｢もう喧嘩しないでよー！｣
3人で笑った。
さっきまでの暗い顔が嘘のように晴れている。
そ「それじゃ、俺は帰るかな｣
ま「僕も帰らなきゃ｣
『え、帰るの？』
そ｢俺は家に一旦帰ってお前の服とか持ってこなきゃじゃん｣
『あ、そうか』
ま「僕ももう7時だし…帰らないと親が心配するから｣
『そうだね。じゃ、まふまたね。今日はありがとう』
ま｢ん。お大事に。明日も来るからね｣
『うん。ありがとう。おやすみ』
ま｢おやすみ｣
そうして、まふは病室から出た。
そ｢それじゃ、俺も帰るからな｣
『うん。ありがとね』
そ｢ばか。家族には礼を言わなくていいんだよ。家族が困ってんだから、当然のことをしたまでだ｣
『ふふ。なんかのセリフみたい』
そ｢うるせ。じゃあまた｣
『うん。気をつけてね』
そ｢おう｣
お兄ちゃんも病室から出ていった。
病室が一気に静かになる。
天井を見る。
つまらない。
読書をすることにした。
んー、気乗りしない。
身を起こし、窓の外を見る。
『…綺麗』
満月が病室を照らしている。
とても幻想的で、そこで私は初めてこんなにも綺麗な光景があるってことを知った。
すると、何かが私の頬を伝った。
頬に手を当てると、水のようなものが付いていた。
ああ、これは涙か…。
顔を手で覆い、消えそうな声で言った。
『うっ…ぐすっ…ひっく…。死にたくない…。死にたくないよ…。真冬…。お兄ちゃん…。助けて…嫌だよ…』
その声は何も無い病室に響いた。
突然、病室のドアが開いてそこにはお兄ちゃんがいた。
『おに…』
そ｢絶対に守る。お前だけは…死なせやしない。もう、家族を失いたくない｣
その瞳はいつもより真剣で、まっすぐ私を見ていた。
『…うん』
＿＿＿＿＿＿＿＿
夢主side終わった！
思ってたより長いな！w
ねえ、知ってる？
この話1回も夢主ちゃん名前出てないんだよ。
……え？
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スイ(プロフ) - 露都さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年2月20日 17時) (
レス) id: 95dce0c1cc (このIDを非表示/違反報告)
露都 - あっ。まふくんから尻尾が見える←。頑張ってください！ (2019年2月19日 21時) (レス) id: bd02d20487 (このIDを非表示/違反報告)
みみりんけいこ - いいかも。あ、うちの作品、(シャネルと初恋)読んでください！(ウェブ検索しても出てきません！占いツクールのホームページで検索してみてください！)ルーキーです。 (2018年10月15日 17時) (レス) id: 0bbdc59850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイ | 作成日時：2018年10月13日 16時
