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待ってる間今度やる朝ドラのシナリオの続きを簡単に考えていると、担当の吉川さんから電話が来た。
「はい、吉塚です。」
吉「先生！急にすいません。今お時間大丈夫ですか？」
「はい。如何致しました？」
吉「あの…実は「ももちゃ〜ん！！！」」
うわ…声を聞いただけで分かる。
最近私の家に入り浸ってる奴じゃん。
玉「朝ドラ主演女優の玉川由美でぇーす！
ももちゃん、あのねあのね！
今度ももちゃんとテレビ出たいんだけどどう？？？」
この電話の声の主は私が今度書く朝ドラの主演を務める玉川由美。
私が撮影現場に見学に行った時から何故か好かれて、最近では我が家に週一ペースで泊まりに来る。
「いやいや、良い訳ないやろ。
とうとう頭でも打ったか？」
そして私が友人として接している人でもある。
玉「やっぱり？
え、じゃあじゃあ！着ぐるみ着て出るのはどう？？」
「嫌やわそんなん。
ねほりんぱほりんみたいにぬいぐるみが代打で、私の声変えてくれるならいいよ。」
玉「え！本当！？なら今度さなんだっけ…それスノ？っていう番組に番宣行くんだけど一緒出よ！！」
ちょっと待て
それスノ…ってそれSnowManにやらせてくださいじゃないよね？違うよね？？？
玉「SnowManってアイドルの番組なんだけど、ももちゃん知ってる？」
うわ終わったまじかよ。
「てかなんで私出る前提で話されてるの？」
玉「なんか〜私最近ももちゃんの家行き過ぎてるから、ちょっと噂なってるのよ。
どういう関係性ですか〜的な。
だからこれを機に！素晴らしい関係だよ！ってのを伝えたいなぁ〜って。」
「だるい、人前嫌だ。よってこの話終了。」
玉「えぇ〜！ももちゃんのいけず！
あ、今日家行っていい？」
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作者名：かなかな | 作成日時：2021年11月8日 18時
