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結局全くと言っていいほど進まなかった仕事。

まぁそういう日もあるよね、と無理矢理自分を納得させ準備をして外に。

えーと松村さんご指定のお店は…

ジ「あ、せんせぇーーー!!!」
森「はぁああーい?!!元気してたぁ???」

振り向かなくても分かるこの声の特徴。

「ちょっと!!外なので五月蝿くしたらダメですよ!!
貴方達芸能人という自覚はお持ちじゃないんですか!?」

田「てへぺろ!」
京「止められないよねこいつらは。」
高「ごめんねうるさくて…」

松村さんとのご飯をあんなにあっさりOKしたのは、絶対2人きりにならないから。

松村さんが私をご飯に誘う度、SixTONES全員集合される。

なんて豪華なんだ…

松「……」

そして相変わらずムスッとしてる松村さん。

皆で食べる方がご飯も美味しいのに。

「今日のご飯はなんですか?」

ジ「焼肉!俺の知り合いの所の!」
森「まじ楽しみぃ〜フゥーー!!!」

仕事をして来たとは思えない程の元気さ。
何回会っても慣れない。

SixTONESは松村さんが主演で出て下さってる映画で知った。
楽屋にご挨拶に行ったら皆元気におもてなしして下さって、それからたまにご飯を行く仲になった。

まぁファンクラブには入ってないんだけど…

アイドル、というより友人の存在に近いからだろうか。

松村さんに以前申し訳ないと伝えると、「プライベートで仲良いってことでしょ?なら良い。」と言われた。

友達少ないことで有名だもんね松村さん。

6人の楽しい会話に耳を澄ましながら、私達はお店へ向かった。

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作者名:かなかな | 作成日時:2021年11月8日 18時

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