今日:12 hit、昨日:7 hit、合計:248,555 hit
小|中|大
12【岩本照side】 ページ13
今日はAさんと会える打ち合わせの日。
なのに前の仕事が押しに押して時間ギリギリになってしまった。
もう始まってるよな…
俺は駆け足で会議室に向かった。
「すいませんっ…!!!」
肩を揺らしながら入ると、そこには机に突っ伏したAさんしかおらずまだ始まっていなかった。
あれ?俺時間間違えたかな?
携帯を確認すると滝沢くんから連絡が来ていた。
『ごめん!別件で少し…いや多分大分遅れる。
先生にも伝えといて!終わり次第行く。』
分かりました、とだけ返信してAさんに目を向ける。
もしかして…寝てる?
顔に覆い被さってる髪の毛をかき上げると、凄いクマ。
売れっ子小説家さんはもしかして寝れないのか?
前会った時はこんなクマ無かったのに…
つい、クマを触る。
すると俺の手に冷たいものが当たる。
Aさんが寝ながら泣いていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1025人がお気に入り
1025人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かなかな | 作成日時:2021年11月8日 18時